お久しぶりのドラマの感想のお時間です。映画をあまり観ない方は知らないかもしれませんが、このドラマをはじめ見た時、「あれ?これは昔の映画“ゴースト ニューヨークの幻”の設定を変えたリスペクト作品?いや、インスパイア作品なのかなぁ」と思ったのです。もちろん、亡くなった恋人とその幽霊が成仏するまでの物語なんてプロットは、設定をいろいろ変えて話を作ることはできるんじゃないかと思います。でも、きっかけとなった作品は「ゴースト」なんじゃないかと思ってしまいました。作品自体は、ラブロマンスとサスペンスを2つの柱として物語を展開。その中心にいるのが亡くなったこいびと。なぜ殺されてしまったのか?これがサスペンス側の要素。事件性のある理不尽な死の解決こそが彼らがしようとしていること。そして亡くなってしまった恋人と一緒に生きていくと考え、実行していく。これがラブロマンス側の要素。これらが二人の過去と関係していることで絡み合って物語が深みを増している。まだ先がありますが、きっと事件を解決することで、彼女の未来が拓けていき、成仏がきっかけで彼女の新たな人生が始まる、なんてエンディングかなぁ。でも結構面白いドラマだと思います!