おはようございます。

こんにちは。

こんばんは。

お元気さまです。

 

税理士・未来会計コンサルタントの揚田圭一です。

 

 

地域の相場よりも値段の高い、高級パン店。

評判の広がりに手ごたえを感じて、お店を増やす予定。

 

企業むけ冷凍パンのフランチャイズにも加入予定で、

3年後には売上が3倍になる見込みです。

 

 

 

それならば、法人を持ちたい。

しかし税金・社会保険、その他のランニングコストは

どうやら社長の予想以上だったよう。

 

じゃあ法人を作るのは、そもそも止めた方がいいの?

 

 

3年後に売上が3倍になる見込みのパン屋さん①

のつづき

 

 

法人は資本金1円でも作れるようになったけど…


揚田

 「いえ、3年後の利益計画やスタッフ増員計画を考えると、

  むしろ法人は作っていただきたいんです。

  ようはタイミングの問題です。

  仮にいま法人を作るとして、資本金はいくらご用意できますか?」

 

社長

 「いまは資本金1円でも作れるんやから、

  そんなこと気にせんでもいいんやないのか?」

 

揚田

 「それでは済みませんよ。

  事業が拡大するからこそ法人を作ろう、とお考えなんでしょ?

  今まで以上に対外的な信用が大事になりますよね。

 

  資本金の少ないペーパー会社で、

  はたして対外的な信用が得られるでしょうか?

 

  取引先や銀行の印象はどうでしょうか?

  腰が軽い印象は拭えませんよね?」

 

 

社員や取引先がどんな印象を持つか。

 

 

社長

 「そうか、人さまが見たときの信用問題かあ。

  ペーパー会社をつくって変なニュースになる人たちって、

  資本金の少ない会社を作っては潰して、を

  繰り返していたんやったなあ。」

 

揚田

 「家族だけで経営するお店くらいの規模なら、

  それでも間違いではありません。

  しかし、お店も社員も増やす計画ですよね。

 

  賃貸契約・機材リース契約・銀行からの融資などなど、

  資本金10万円の法人で、

  すべてがスムーズに契約できるとは思えません。」

 

  
  「そして、何といっても社員の受け止めかたです。

  資本金1000万円と10万円。

  どっちの会社に雇われても、

  社員の気持ちは同じでしょうか?」

 

 

 

あと1~2年すれば、

お店の利益と手持ち資金とを合わせて、

1000万円なら用意できそうな感じ。

 

新しいお店を出して、社員も増やし始めるタイミングとも

一致します。

 

 

つづきます。

 

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皆さまが、ご無事に過ごされますように。

 

税理士・未来会計コンサルタント

揚田圭一(あげたけいいち)

 

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情報は正確であるよう心がけていますが、

内容はあくまでも個人的見解です。

 

このブログで使用する数字やグラフは、

実際の数字のままではなく加工しています。

 

これらにつき、どうかご了承ください。

 

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