日刊ゲンダイ 「70歳からのゴルフ改造計画」⑮
「 誤球に動揺してガタガタと大たたきです。 」
長友さんのスイングは、日を追うごとによくなってきています。
9月からレッスンが始まり、スイングは本当にいい感じです。
ゴルフの難しさの一つに、練習場では、伸び伸びとスイング出来ていても、いざコースへ行くと別人のようなスイングになってしまうこと多いのですが、長友さんは、初めの時点では、その気配は多少ありましたが、現在は、コースでも伸び伸びスイングされています。この短期間にこれが出来るのはすごいことです。本当に。
若い人でも、なかなかこのことが上手くいかずに苦労するものです。
今回のレッスンでは、スイングに“キモ”である、ボールの見方についてレッスンいたしました。
人間、物を叩こうとするとそれを叩きにいきます。当たり前のことですね。
でもゴルフでは、ボールを叩いてはいけないのです。打ち抜かないと。
ゴルフは、ボールが最終目的地点ではなく、あくまでも通過地点で、最終地点はフィニッシュです。
では、どうすれば・・・・???????
答えは、ボールの見方にあったのです。
本当は、ボール見ないでスイングできれば最高ですが、そうもいきません。
それなので、“ボールを見ているフリをすればいい”のです。
そこでぼんやり見るのです。(曖昧な表現ですが、焦点をボールにもっていかないということです。) それにより叩くという意識を脳から抹殺し、振り抜くことに意識を集中したいからです。
高度なことですが、毎回やっていれば身に付けることは出来ます。
是非、一度試してください。