立原道造 たった5坪の夢ハウス | 上尾のアンのブログ

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前回のブログで立原道造の詩集を紹介しましたが、実はあるTV番組をみて書店へ走った次第です。

書店で検索したら1冊だけありました。

経歴を見たら恋をたくさんしてる、やっぱり詩人ですね。

ことばがとっても優しくて思いがあふれでています。

日本橋に生まれ東京帝国大学工学部建築学科卒業(1914~1939)

詩人立原道造の名前は知っているものの、建築家としての立原道造は知らなかった私。

それも立原道造が夢ハウスと構想していた建物が、埼玉県浦和の別所沼のほとりに建っていたとは・・・。

 

その建物は、幅約6m奥行3mの長方形のたった5坪の家。

ヒヤシンスハウス(風信子荘)と名付けて、スケッチを詩人の友人に送った。

その1年後肺結核のため24歳で没。

建築家としては辰野賞を3回受賞、詩人としては第1回中原中也賞を受賞。

 

 僕は 窓がひとつほしい 

 あまり 大きくてはいけない

 そして外に鎧戸

 内に レースのカーテンを持っていなくてはならない

 ガラスは美しい磨きで

 外の景色がすこしでも歪んではいけない

 

そんな立原道造の夢ハウスに行って来ました。

  ヒアシンスハウスの開室日 

    水・土・日・祝日 10:00~15:00

 

別所沼公園のメタセコイア並木を進むと・・・

 

ヒアシンスハウスがありました

 

 

あ~ウエルカムフラッグも上がっています

 

この旗が上がっていたらどうぞお入り下さいなんだとか。

 

中に入ってみました 窓が大きいなあ~

この窓の作りや雨戸の作りがすごいが、私の説明では無理。

 

左側の戸が玄関で奥にはベッドが・・・

なんせ幅が6m奥行が3mですからね

ここでお仲間と集いたかったんだって

 

外観 東側

 

外観 西側 あの窓横にベッドがあります 

 

別所沼の周辺を歩いてみます

立原道造はこのほとりにヒアシンスハウスを建てる構想してた理由が、知人の芸術家かこの周辺に多く住んでいたからだそうです。

 

うなこちゃんは、やなせたかしさんのデザイン。

 

沼にいた鳥 

キンクロハジロ (ブロ友さんが教えて下さいました)

 

対岸からヒアシンスハウスを見る やや左寄りの茶色の建物

 

噴水がずっと出ています

 

気持ちよく散歩ができますよ~