今日は海外とのコミュニケーションについて書きます。
鍵は「パーソナル」、「アイコンタクト」、「口を使う」です。
英語の話ではありません。英語以前の話であり英語以後の話です。
まず、日本では用事があるときに、相手の話の邪魔をしないように肩を「トントン」叩いたりして相手に用事があることを伝えます。
これは日本文化では非常に多いコミュニケーションであり、みなさんもされると思います。
でも外国人には「やめて下さい。」
口を使って「Mr.~~」とか「John, can I speak to you?」と言いましょう。
いい例を挙げますと、ロンドンブーツの淳さんがアメリカ行きの飛行機でCAに「ねえねえ」と背中を叩き、CAに「Don't touch me!!」と言われ、「お客だろ」と謝罪を催促したりしたのでロサンゼルスに到着してかなり厳しく入国審査をすることになり、全裸にされたエピソードです。
(少し話を盛っていることもあると思いますが、それは無い過程で話を進めます。)
淳さんは、日本人の一番やってはいけないことをやりました。
1 口を使って人を呼ぶことを怠る
2 顧客とCAも立場は対等という認識の無さ
3 国際社会では謝罪はよっぽどの場合でないとしない、という知識の無さ
素晴らしい例だと思います。
海外では、人に用があるときは名前でよびます。
わからなければ「Excuse me.」もしくは「Sir」「Ma'am」
男性について言いますと、肩を「ぽん」と叩いたりすることもありますね。
お隣の韓国でも多いです。
でも外国相手には絶対にやめて下さい。
男同士、手のひらしか触れないんです。握手ですね。
手のひら以外を触るときは、相手に気があるときと考えて下さい。
いいですか???
ここまでが「口を使う」の例です。
お茶碗を持たずにご飯を食べて居ると、「なんのために左手があるの」と母親に言われました。それと同じです。「何のために口がついて居るの??」
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つづいて「アイコンタクト」について。
こんな話を聞きました。
通訳が二人の同行者と一緒でした。
二人は英語を話しません。
出張でヨーロッパへ。
予定された話し合いは始まり、日本人三人がスムーズに話を進めます。
日本の紹介、マーケット、今後の展開。
最高の気分でした。三人とも。
そして会議室に居る全員が、お互いの意見や要望も出し切り、全員に満足の顔が浮かびました。
商談などをする際は、お互いの土俵への引っ張り合いが通常だと主です。
つまり、自分の都合のいいように話を建設して行きます。
言い方は柔らかいですが、言っていることは非常に自分に都合がいい、そんな感じです。
三者三様に攻め方があり、会議室がまるで格技場になります。
通訳から見ると、
「Aさんが回し蹴り!」
「Bさん受けた!そしてすぐに得意のジャブを返す!」
「Cさんが調整役で話を元のトラックに戻した。」
本当にこんな感じで進みます。
話を戻します、このミーティングは素晴らしく上手く行き、皆満足。
そのとき相手の中心人物が言いました。
「本日このあと、〜〜時に迎えに行きますので、一緒に食事でもいかがだろう。この街には美味しいビールがたくさんあるんです。」
通訳は訳しました。
隣の二人は「いいですね、是非宜しくお願いします。」
普通に受け答えされていました。
すこし他の話をしていました。
そのとき、相手の中心人物が言いました。「ところで、君たちは本当に食事に行きたいんですか??そうなら僕の目を見てそう言ってくれ。日本語でも構わないさ。」
少しお怒りです。
状況としては、通訳を介し「是非お願いします」ではなく、相手の目を見て「是非行きたいです」と相手は言って欲しかったのです。それが日本語でも構わない。あなたたちの意思を聞きたいんだ、と。
二人は背筋を伸ばし「是非お願いします」と言いました。
少しイライラしていましたが、相手もこれで満足。
話の鍵となるポイントは必ず「アイコンタクト」しましょうね。
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ここからは「パーソナル」の話をします。
基本的にヨーロッパやアメリカ社会は「貴族の集まり」と考えて我々日本人に損はないと思います。「庶民の集まり」では無くて。
例えば食事の際にテーブルで注文を行います。
日本では一番下っ端が「ビール四つと、チキン3つと、、、」と注文します。
外国人は「パーソナル」な関係を持って、自分でウェイターの目を見て、「ビールをいただくかな。そしてメインはチキンで。」と言いたいんです。
さて、来客としてオフィスにお邪魔した際は、日本では勝手にコーヒーが出てきますよね。
そのとき外国人は「コーヒーで良い、それとも水が良いですか?」と聞いてほしいのです。
自分の飲むものをパーソナルにオーダーしたいんです。
日本人としては難しいですよね、何も言われずにコーヒーが出てくることが良いとされていますし。
でも外国は違います。
話は少しそれますが、我々が一台は所有して居るパソコン。
名前は「パーソナルコンピューター」ですね。
訳すと、個人的な設定ができるコンピューターなんです。
iPhoneの宣伝でも、デザイナーの Johnathan Iveが「最もパーソナルな電話」とかを連発しています。
つまり、自分で全てカスタマイズしたいんです。
だから、日本のオフィスで外国から来客があった際はお茶を入れる人が「Would you like some coffee or some water?」くらいは言えるようにしておきましょう。
相手側で、自分の体に取り入れるものを選択(カスタマイズ)します。
すると相手側も、「北海道っていうこんな田舎だけど、この人たちはしっかりして居るなあ、良い関係が続けば良いね」と納得でき良い関係が続きます。
「パーソナル」、これは鍵です。
異文化間でより深い関係を築くには、「細かなところに神が宿ります」!!
*上記の文章で「日本なんだから良いじゃない」と思われる方も居るかと思います。
その通りです。
しかしながら私の話は飽く迄も「国際人としての自覚」を基準に話しております。
ですので「鄕に入れば郷に従え」は最もですが、ここではあえて「国際人としての自覚を優先した話」をさせていただいております。ご了承ください。