漢字baseの言語と音baseの言語(Alphabet言語)の違い。
そしてその心得。
今日は言語の構成の違いについて話しますね。
最後には、英語ができる人/まだ学習中という人も必ず役立つ情報があります。
絶対にあなたの時間を無駄にはしませんよ!
まず日本語についてです、以下のことが言えます。
・圧縮された情報量
・ひらがな/漢字を駆使し、文字数が少なくして多量の情報の共有が可能
・プレゼンは文字や紙に頼る方が効果的
そして英語についてです、以下が言えます。
・圧縮されていない情報。
・文字数=音数を増やさないと指定した項目の説明が困難
・たったの26文字
・プレゼンは文字数が多くなるので、ストーリーをつけて話しそれにより記憶に残す。
例えば
木 = tree
林 = bush
森 = forest
単純に見て文字数が多いですね。
(漢字の象形文字的な発展もここで我々には文字数を減らすことに役立ちます)
次の例、
日)憲法の改正
=
英)an amendment of constitution
これも文字数がかなり多くなります、アルファベット言語の方が。
日本語は漢字ベースなので、少ない文字で多表現が可能です。音も少ないですね。
「♪けんぽう」と発言し「憲法」と書くだけで英語のconstitutionを明確に指示します。
しかし英語の場合は「たったの26文字」で全てを表現します。「憲法」を指示するのに 「constitution」と書き「♪コンスティテゥーション」と発言します。
英語の方が一つの表現に、「多くの音」を要し、「多くの文字」も要します。
人間が発言できる「音」の文字数はあまり変わらないので、日本語の方が音量に対し情報量が多いことになります。
イメージとしては英語の発音については、日本語の「ひらがな」で全てを表現しているような感覚です。
しかしそうなると「♪けんぽうのかいせい」では同音異義語に対応ができません。
つまり「♪ほうりつのうえにあるけんぽう、のかいせい(かきなおすこと)」みたいな音にせねば明確に指示することができません。
つまり「憲法の改正」を発言する為に英語では「♪ほうりつのうえにあるけんぽうのかいせい(かきなおすこと)」みたいな言い方をしている、に近い状況が生まれると説明することが可能です。
英語って文字数が多いですね。
ここで大切な「これらが結果コミュニケーションでどういった影響を及ぼすか」をみなさんに話します。
どう言う差を生み出すかと言いますと、
「日本語は聴き逃しなく聞かないと全部理解できない」(濃縮された情報の為)
「英語は長い文章や長い説明になっても情報量は日本人が推測するほど多くない」(音が大幅に多くなる為、中身はそう濃くない)
(*この表現はネイティブが行うビジネスベースのプレゼンを主とします。日本で使用されている英文読解教材・TOEFL等は当てはまりません)
となるんです。
結果を言うと「英語でのプレゼンは思ったほど難しいことは言ってない」ってことなんです。
しっかり発表者の仕草を見て、単語が全て明快でなくても聞いてさえ入れば「流れ」はつかむことができます。
日本語での会議やプレゼンは「資料」をしっかり見てさえ入れば大丈夫です。作成者がしっかり情報を書き込んでいる為です。
よく言いますよね、「日本人はプレゼンが下手」「外国人はプレゼン上手」
当たり前ですよ!笑
アルファベット言語では、文字数と音数が多くならざるを得ない為、うまく話の道筋を建てていかないと「記憶に残らない」為です。そしてそうした言語の歴史が存在しているのです。((音依存の割合が高い為。))
日本人は会議で「紙を見て進める」のが王道です。なぜなら紙を見れば全てわかるから。それが漢字ベースの言語の歴史です。((受け手の視力依存の割合も高い為。))
受け手も日本人であれば、それは最適な手段です。
アルファベット言語使用者のように、話の筋を無理やりつけた会議は必要ありません。
ひとつ補足すると「紙づくり」が器用であった為、「日本人はとにかく書く」という背景にも言及せねばなりません。日本では紙が溢れているので。
「紙不足」が深刻だった欧米はあまり書きません。
(*私の経験ですが、アメリカでホストマザーに怒られたことがありました。ティッシュの使いすぎです。ハンカチで鼻をかみナプキンを食事中に使う欧米人の紙への感覚はこう言ったところでも感じることができます。
加えて日本などは気候的にも花粉症の方が多いです。間伐材としての木材を植えすぎた過去の歴史(アレルギーの原因)や、湿度が異常に高い気候の為食品が腐りやすく、その為食品添加物が非常に多く(先進国ではアメリカ・日本はヨーロッパよりかなり多い)アレルギー、そして体に備わっている防衛機能の鼻水、それを拭くティッシュを大量に生み出す背景があったこともここで明記します。)
上記の全てを含み、コミュニケーションが異なります。
ですから話を戻しますと、日本人は国内でのプレゼンが欧米の人のようで無いことが問題にはなりません。
国内向けのプレゼンで、日本人に「プレゼンが下手」嫌味を言われたら私のこのブログを見せてください。
無理やり話の筋を見せる必要がないと絶対納得がいくはずです。納得がいかない人には「あなたはただの外国かぶれだとおもいます」とはっきり言っていいです。笑
そして対照的に外国人相手の場合、「しっかりした話の筋。それを利用して記憶に残す」努力を怠らないでください。
いまはYoutubeでどんなプレゼンも見ることができますので、アレンジ・取り入れは可能だと思います。
さて、ここで私の言っていることを裏付ける必要があります。
帯広市のレストラン&カフェ, Wシェフ様より推薦された書「心臓に毛が生えている理由:米原万理先生」の書を読み込みました。(シェフに通訳の本を勧められる、そしてその本が最高に面白い為、ここで書かせて頂きます。)
以下ブログにまさに以上の言語的な歴史のまとめを書いています。
http://mojix.org/2012/12/06/yonehara-nihongo
そして最後に私の経験からの(恐縮ですが)アドバイスになります。
通訳をしていてこんなことがありました。
ほぼ同時通訳で、農作業機の説明を行なっている際に私の訳したことをひたすら書き留める真面目な人がいました。とにかく全て書いていました。
でもプレゼンをしている本人を見ていない為か、それとも時差ボケなのか、理解の度合いが高まりませんでした。私は休憩時間に上記の話を短くまとめ、そのあとは「書き留める作業をやめてもらい、プレゼンターに集中」してもらいました。私の訳は「確認」の為に頭に取り込んでもらいました。
「たいしたこと言ってないですから、とりあえず発言者見ながら考えてください!」なんていいながら。
するとお昼に、「流れわかったわ、阿部さんの言ってたことそういうことね!」
と内容の理解度も一気に高まりました。
正直ホッとしました。
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これは一例ですが、各状況下において皆さんがうまく利用していただける「コツ」みたいなものはお伝えできると思います。
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私は四六時中こんなことばかり考えています。
多分小心者で通訳が向いていると自分でも思っております。
過去の経験を全てを利用して、クライアント様にサービスを提供します。
ここには書きませんが、「通訳として辛い思いをかなりしてきたので、通訳の中でも総合的な理解度・共有度を上げるための努力・準備はかなり行う人間」と考えております。
日本人特有の通訳に対しての「疑い」もしっかり晴らすことができます。
国際化する十勝ので通訳が必要な際は私までご連絡お願いいたします。
レインボー I
代表 / 通訳 阿部侑太
携帯:メールいただけたらすぐにお伝えします。