私の高校時代からの悪友達と思い出会なるものを開催しようということになり、毎月新メンバーを入れ集まっている。


それが昨夜3回目にして面白かった。

いやめちゃくちゃだった。

大変だった。


今回はMさんが加わり、レギュラーDさんとヒートアップしてお互いの生き方をぶつけ合っていた。

そのうちMさんの何かの言葉で火が付いたのか、

「お前の器はこんなに小さい」

「お前の昔の器は大きかったが、今のお前の器は知らない」

「俺は○○円からの借金から立ち直った復活男だ」

「器、器というやつほど器は小さい」

器の大小を競いあっているようだ。


女子たちが口をあんぐりあけている。


そのうち


「俺は2代目だけど苦労している」

「お前はボンボンだ」

今度はボンボンネタでヒートアップ


女子がぽそりと

「結局みんなボンボンなのね」


そんな熟女のつぶやきを聞き逃さなかった私。


Dさんはすっかり議論疲れして、眠ってしまい、しばらくして飲み干した赤ワインをポンプアップしたため、お店をつまみ出されてしまいました。


帰りは熟女Nさんの車で意識モウロウのDさんを自宅へ。

途中嘔吐加減を見ながら、車を止めてはまた動き、止めてはまた動きを繰り返し、

通常20分で帰れるところを1時間半近くかけてDさんを送り届けました。


なぜだかみんなに一番迷惑をかけたDさん、この会の存続を切に願っているようでした。



うちで飼っているポメラニアン犬Q太郎の散歩が終わると浴室で足の裏を洗うのが日課になっている。

私が体を洗うのを待っているときは、Q太郎は足が濡れるのが嫌いらしく、ジャンプして浴槽のふたの上に避難する。


その日も浴室で私が頭を洗っている間、おとなしくふたの上で待っているつもりだったらしい。ただいつもと違うのは、たっぷりと45度のお湯を浴室に張って、ふたをのせてなかったことと、4日くらい前に去勢手術をしているため、Q太郎のおなかには獣医の先生に傷口を濡らさないように注意してくださいと言われていた抜糸前の傷があるのでした。


ジャバーン!


何やらダイビングした音と同時に


キャイン!キャイン!


ふたがないのを見ていなかったらしい


気の強い犬が初めて味わう熱湯風呂、さぞかし熱湯コマーシャルのダチョウ倶楽部上島竜兵の気持ちがわかっただろう。



その日の夜は、傷口をしきりになめて沈んでいました。




先日同級生からメールが来た。


ケープタウン(南アフリカ)にいるらしく、大自然の中を悠然と歩いているキリン、ペンギン、サイ、象などの写真付でメールを送ってきた。


さぞかし心を打たれたのだろう。

現地の貧困生活を目の当たりにして、光と影という表現をしていた。


一方、メールを受けた私はというと、亀田のボクシング世界戦をソファーに寝ころびながら見ていた。


実感はないのだけれど、同時にいろんな世界を今私たちはいろんなところで生きている。


このメールを書いている瞬間に銃口を突き付けられている人たちもいるかもしれない。


今、誕生した赤ん坊もいるだろう。


いろんなところでいろんな人達がいろんな世界を生きているというのを了解し、目の前の世界をしっかりと生きていきたいと思うのでした。