年を重ねていくと気付くことが多くなります。

小洒落た店でランチをしているときに、お盆にのせられて定食が出てきました。

あれっ、何か違うぞと感じました。

ご飯が右側、おかずが左側でした。

食べにくいのでご飯を左、おかずを右に移し変えました。

過去の外食経験を思い起こしても、おそらく私のほうが正解だなと思いました。

早速おいしく食べて味噌汁を飲んでみると

「ぬるっ!」

これは最初の配膳といい、ぬるい味噌汁といい店員に、いや店長に言わねばと少し怒の感情が湧いてきました。

そしてしばらく考えてやめました。

怒の感情からくるものだったので。

けれども、また考えました。

「いや待てよー、新規オープンしたばかりなのに、言ってあげたほうがお店のためではないか」と。

怒が優に変化してきたのが自分でわかりました。

なんだかんだで面倒くさくなりやっぱり言うのはやめました。

食事も終わりレジで支払いをする際に、店長らしき人が私に

店長「お味はいかがでしたか?」

待ってましたとばかりに先ほどのことを

私「食事のマナーは知りませんが、ご飯は右でおかずは左ですか?」

店長「それは逆です。」

私「先ほど逆にでてきました。そして味噌汁はぬるかったです。」

店長「よく言っておきます。貴重なご意見ありがとうございました。」

すっきりして外に出た時、店長にいい忘れたことがあったのを思いだした。

それは

「味はとてもおいしかったですよ!」

これを言うのを忘れて、私の愛は完遂できなかったのです。

人間は不完全なものですな、と悟るランチでした。

今日も私は絶好調!