これは僕らの時も同じ。特に当時はランニングの量がとてつもなく多かった。走ったから球が速くなるのか? 良い投手になれるの? よく選手はトレーニングコーチに言っていた。その時にもちろん納得する答えなどは得られなかったし、ランニングが得意で体力がある人は実は一軍より二軍に多かったのも事実。
でも走ったから全ての選手が球が速くなったりはしないが、先ずは最低限は走らないと良くもならない。もちろんそんなに走らなくても凄い投手はいた。でもそれは特別な人。しかも現役を長く続けた投手のほとんどはランニングの量が多かった。外野のポール間(ライトとレフト)を8分の力(快調走と言っていた)でリズム良く走ることを多くされていた。当時のコーチから聞いたのはその歩数もわかっていて、いつもと違うと疲れているとか身体のバランスが悪い等を自分で感じていたそうだ。それで微調整していたそうだ。今は科学的なトレーニングもあるし、より効率的なメニューが多いのかもしれないが、工藤さんのこういう話を聞くと、先日の松坂さんの話と同様、時代が変わっても、変わらない大事なものはあるんだと思う。
