この記事では球団の責任を問う内容だけど、これは他のメディアでも同じような見解。担当記者から見たらそのように思うのだろう。
しかし果たしてそうだろうか。そもそも選手と球団は業務委託の契約関係だ。選手は個人事業主。
球団からしたら、疑わしい行為などでチームの雰囲気やイメージを損なったとして訴えたいくらいの気持ちかもしれない。
管理といっても、例えば高卒、大卒の新人については、座学などで、野球以外の社会通念、一般常識を教えることは必要(これはやっているはず)だけど、プライベートまで深く管理することは、今の時代はおそらく出来ないはず。我々の時代では、厳しく、こと細かくうるさく言う球団のスタッフやベテランの選手方いたものだが、今はそれをすると、越権行為やパワハラと言われるんじゃないかな。
まだ寮生であれば、寮長がいて、寮の規律の中で管理することは可能だ。しかし一人暮らしをしていれば、グランド以外でそこまで関与することはまず出来ないだろう。
だからこれを球団の管理責任というのは、少し違う気がする。もしそこまで問うのであれば、球団が選手を管理、拘束できる範囲を公に明確にすべきであり、これは労使間でもはっきりすべきだ。例えば高卒、大卒は何年目までは球団が管理拘束できる等々にしないと。
選手はあくまで自分が一つの会社である個人事業主という意識を強くしないといけない。責任は自分に回帰するもので、だからこそプロである。そこをもう一度、選手は今一度認識すべきである。
何より今回僕が一番驚いたのが、カープでこの問題が起こったことだ。僕の知るカープは、このような問題に一番縁遠いと思っていたから。カープは家族的な雰囲気があり、選手感の距離が近くて、普段の生活面でも何でも言えるイメージがあった。若い選手が少し活躍しても、勘違いしないように上の人間が戒める伝統もあったと思う。こと礼節などにも厳しいし、少しおかしな行動をとれば、誰かが注意するようなチームだった。もしかするとこのような伝統も、今の時代の流れとして、なくさざるを得なくなったのかもしれない。
