インカムとキャピタル
12月15日の投稿で、
「集中投資」をこれからもある程度のレベルでは続けていきたいと書いた通り、
昨年中に、中国株は概ね4銘柄に集中させるように銘柄入れ替えしました。
あと、昨年来、いろいろ考えた結果、
「インカムゲインだけで飯を食べていける状態」とすることを
最終的な投資目標として動いてきた部分がありました。
ある程度の金融資産を確保した状態では、
リスクが低く且つ継続的に不労所得を獲得する手段としては有効だろうと思ったからです。
でも、これからの投資環境を考えると、
思ったよりも難しいかもしれないと考えるようになったので、
これまでと同じようにとにかくキャピタルゲインで資産を増やすことだけ考えてやっていきたいと思います。
今年に入ってからの調子は微妙な感じかな。
評価額はあがっているけど、なんとなく買われている対象から少しづつずれているような気がする。
キャッシュを少し増やしておきたいのと、
インカム狙いだった一部銘柄(日本株)を中心にポートフォリオを修正しようかな、というところです。
円、ドル、元の為替動向の予測と、現在の相場状況を基に狙いはつけてあります。
2010年投資結果
(ネ)最近は仕事納めまで多忙で、
さらにその後はノロウィルスにかかって散々やったで・・・。
(パ)ネロの持ち株も下がってたでしょ。
(ネ)現実は厳しいで・・
2010年も今日で終わりですね。
ネロ的には、これまで生きてきた30年の間で一番早く時間が過ぎてしまった感覚があります。
もっと自由や余裕を手に入れたいですね。
中国株の2010年の相場環境は、主要指数こそ横ばいでしたが、
GEM指数だけで見れば、677→810となっているように、
ファンダ的に出遅れていた株(中・小型株が中心)は買われるという状況でした。
これに早く気づいて投資手法を合わせた人や
もともとファンダ重視で株式投資をする人は良い結果が得られたと思います。
どんな株が買われているのか、
これを察知することができれば、そういった株を選んで買うだけで勝てます。
つまり通常は、この「察知力」を高めるために、
世界情勢やら政策やらファンダやらテクニカルやら、
そういった知識を得ていくのであって、
単に知識だけあってもそれが株と結びついていないと意味がない気がします。
逆に言えば、別の方法で「察知力」を手に入れたのなら、
そういった知識がなくても株で勝てると思うし実際にそういった人もいます。
さて、今年のネロの成績は以下の通りでした。
中国株口座→+60%(円ベース)
日本株口座→+3~5%
中国株のほうは、資産が大きくなってきて運用しづらくなった状況や、
円高局面を考えれば、良い結果が得られたと思います。
日本株のほうは残念でした。2回ほどチャンスはあったので、
ちゃんと時間さえ使えば、もう少し良い結果を得ることができた気はします。
また、1回目のチャンスのときに売り切らずに1銘柄だけ残してしまったのは失敗でした。
あと今年は、なんといっても金融資産が1億円の大台に到達した点で、
記憶に残る年になりました。
来年も良い年になりますように!
振り返れば7年間で100倍超
(パ)ネロどうしたん。
なんか元気ないやん。
(ネ)いや最近は、主力株が騰がっても、
全資産ベースで見るとあんまり増えなくなってきて・・
(パ)資産が大きくなってきたからな
まぁ凡人にはこれだけの金額は扱いきれないってことやな!
(ネ) ・ ・ ・。
ミニ株を経て、本格的に株をやり始めたのは2003年。
当時は、新卒のサラリーマンで100万円程度のお金しかなかった。
そこからの資産推移が下のグラフだ。
途中で更新していくのをやめてしまったけど、
結果的には、2006年の1、2月あたりで5000万円を超えるところまでいくことになる。
(その後は、ライブドアショックとリーマンショックで散々なことになるけど・・・)
最初のポートフォリオは、
日本電気を397円くらいで2000株
ソフトバンクを1170円くらいで100株
たしか、6ヵ月後くらいに
日本電気は950円、
ソフトバンクは1700円くらいで売れて、
100万円が200万円以上になった。
その後も、みずほ株を10~11万円で11株購入するなどし、
1年後には500万円を超えるという結果になった。
1年間で5倍という高いパフォーマンスが得られたわけだけど、
その理由は「集中投資」をしていたからだろう。
日本電気は、全財産の80%をつぎ込んでいたわけだし、
みずほにしても当時資産の50%を超える金額をつぎ込んでいたことになる。
だから一銘柄が例えば2倍になるだけで、
全資産ベースで見ても+80%という高いパフォーマンスが得られていた。
だけど、庶民感覚的には資産1000万円を超えるあたりから、
集中投資することが急激に難しくなってくる。
全資産の50%をつぎ込もうとすると、
自分の年収をも超える金額を一銘柄につぎ込む必要が出てくるからだ。
失敗したときには、とてもじゃないがサラリーから補填できるレベルじゃない。
(今は自営業だけど)
それなのに資産1億円を超えてきた現在では、
(特に小型株などで)出来高という問題がさらに発生し、
そこに集中投資することに対するリスクが半端じゃなくなってきた。
しかも、例えば「500万円」という価値に対する感覚も、
資産1000万円の頃と変わっていないのに勇気を出して500万円投資しても、
この株が30%上がるだけでは、全資産ベースでは+1%強程度・・。
2倍になったとしても全資産ベースでは+数%にしかならない。
株式投資の目標をどこに置くかにもよるけど、
ネロは早期リタイア(できる自由を獲得すること)を目標にして株をやってるので、
これからも「集中投資」は常に意識してやっていきたい。
そうは言いながらも、現在の主力株の時価評価は2700万円程度しかなく、
現実は、理想から大きく外れてしまっている・・・。
この問題を、せめて、ある程度のレベルでは、解決しておかないと
1億→5億は達成できないぞと自分に言い聞かせ、これからも前に進んでいきたい。
騰がる株は騰がる
なんか数年前にもこんな状況のときがあったような気がする。
主力株が騰がってるから今のままでも全然悪くはないんやけど、
せっかくなのでポートフォリオを「騰がる株」にもっと絞った感じに再編成してみたい。
ただ香港株はもう既にけっこう高く感じるのはなんでやろ・・・。
株価先行でEPSが追いついてくるのを待ってる状況なんだろうか。
そうなると指数は横ばいになって、やっぱり個別で買われるってことになる。
そんで1年くらい指数横ばいが続いたとしたら、
EPS更新されて、さらに次の予想EPSが見えてくるのでそれで全体にも割安感が出てくるかもしれん。
そこから上昇が始まるんならいい感じなんやけど、
それまでに指数騰がってしまうことがあればペース早い気がする。
12月期、3月期の決算が出揃うのは、4月、7月のあたりなので、
まぁ少なくともあと半年くらいは横ばいでいってほしい。
その一方で日本株はやっぱり安くて買いやすい。
9月購入分はもちろん、先週買った株ですら既に15%以上騰がってきた。
馴染んでて情報量が多い分、やっぱり騰がる株を見つけやすいのもいい。
ちなみに、下のチャートは6ヶ月と10年のジャスダックインデックス。
まぁ結局は為替なんやけどね・・。
現時点で香港株:日本株は概ね4:1の資産割り振り
なんかメモ書きみたいになってしまった
(ネ)あれ?12/2にブログが更新されてる・・。
(パ)(やばい。見つかったで!)
(ネ)パトラッシュがブログ更新してくれたの?
(パ)あ、あんたのためじゃないんだからっ!!
(ネ)なんというツンデレ犬・・
はぁ・・仕事が忙しくて
なかなかブログ更新する気持ちになれないです。
さて、中国株は指数は横ばいだけど、
個別で見ると買われているネロにとってかなり良い状況が続いています。
特に主力級として銘柄選定した2銘柄が爆発中なので、
「こいつらはもっとやれる子」として購入した理由を考えれば、
「騰がるのは当然やろ」と思ってしまう自分もいるけど、
こうして投資結果として素直に現れるのは久しぶりなのでうれしいです。
ただし、主力級として銘柄選定した2銘柄のうち、
片側は予定株数の2/3程度しか買い集めることができなかったのが残念です。
事前に好業績予告が出ていたのに、
決算前に少し高くても買い増しておかなかったことが敗因。
11月中の指数の下げ相場でも全然下がってこずに買い増しができなかった。
(全体の相場環境にもよるので、「事前に好業績予告が出ている場合は、
決算前には少し高くても買い増しておくほうがよい」とは必ずしも言えないと思いますが、
相場環境的にもセクター的にも業績的にもあそこはリスクをとれたところだと思う)
主力級の2銘柄以外は全然ダメなパフォーマンス。
まぁこれらは主力級2銘柄に対する保険的な感じの役割を担っているのでしょうがない。
だけど、2010の投資戦略にもっとこだわっていれば、
このあたり、もっと銘柄集中のリスクを取れたのかもしれない。
あとは買い集めてる第3の銘柄をちゃんと調べていないので、
これもやっておかないといけない・・。
主力級の2銘柄の投資状況に調子に乗って、
第3の銘柄を適当に買い集めてしまうようなことがあれば命取りにもなりかねない。
昨日、日本株を少し買い増し。
ネロとしては、日本株はそろそろ軽視→注視くらいに位置づけをしておきたい。
まぁまだまだわからんけど、いつかおいしいときがやってくるはず。
個別的には、おいしそうなのがけっこうある。
なんかメモ書きみたいになってしまったな・・。
(ネ)次回以降のブログは、
・パトラッシュ先生による株式投資の実力の図り方
・パトラッシュ先生のクラス分け授業
・パトラッシュ先生が見てきた株で勝てる人のタイプ
このあたりでどうだろう。
(パ)おい。とうとうブログ丸投げしてきたで・・
(ネ)そういうことじゃないんです!
パトラッシュ先生の授業を久しぶりに受けたいんです!
(パ)(はっはー、そうだったのか。ネロもかわいいところあるじゃないか!)
まぁ僕も授業をしたくないと言ってるわけではないんだよ?
(ネ)はい!お願いします!
(まんまと騙された!所詮は犬やでぇ!!)