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アトリエ・フロール(株)写眞研究課

写真家・花井雄也がお送りする、写真ブログ。商品写真から赤外線写真・ピンホールカメラなどマニアックな写真まで、多様な作品を掲載しています。
※当ブログ内の写真は無断転用・無断使用禁止です。

前回のブログで宣言した、新企画「デジタル写眞研究課」、記念すべき第一回目です。
今回は、初回ということもあるので、まずはデジタルカメラの基礎からスタートしたいと思います。

みなさん、デジタル写真は、どのようにして出来ているか、ご存知ですか?



■デジタル写真の構成要素はピクセル

下の写真を見てください。一見とても滑らかな写真に見えます。

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しかし、限界まで拡大すると、こうなります。
四角いタイルのような作りですね。
この四角の一つ一つが、「ピクセル(画素)」と呼ばれるマスです。

ピクセル(pixel)とは、画素とも言い、デジタル写真を構成する細かい正方形のマスのことです。
このマス1つ1つに色が付いていて、モザイクタイルのように色が付いたマスの集合で写真が出来ています。
ピクセルは写真や画像を構成する最小単位のことなので、ピクセル数が多いほど、緻密な画像になります。



■メガピクセルって何!?

よくデジカメの宣伝で、「10メガピクセル搭載」などという売り文句があります。
これはどういう意味かというと、「1メガ」=「100万」なので、「1000万画素」という意味です。
はじめから1000万画素と言えば良いのに、なぜか「10メガピクセル」。
こっちの方が強そうで凄そうだからですかね。笑


■画素数とはどういう物か

画素数とは、先ほどの拡大画像の様なタイル(ピクセル)が何個あるか、と言うことです。

1000万画素というと、凄い高解像度な気がしますが、実際、どの程度の物なのでしょうか。

1枚の写真の中に、1000万個のピクセルが入っているという訳なので、デジカメの比率である4:3で計算すると、3,648×2,736(ピクセル)=9,980,928になります。
998万画素ということなので、四捨五入して、1000万画素。

つまり、先ほどの拡大画像のようなタイルが横に3,648個、縦に2,236個並んでいる、ということなのです。

デジタルカメラはこのタイル一つ一つが、受光素子というセンサーになっていて、ここに光が当たると、センサーが明度と色情報を分解して、画像データになるという訳です。(このプロセスも、そのうちご紹介しますね)



■有効画素数とは


デジタルカメラのCMやカタログで登場する、「有効画素数」とはどんな物でしょうか。

デジタルカメラの受光素子(CCDやCMOS)は、素子の周辺部分ではノイズが発生しやすい特性があるため、搭載している素子をフルには使わず、周辺部分をトリムして使用しています。
画質の良い部分だけを使っているという訳です。この部分が「有効画素数」です。

ちなみに、実際には使っていない素子を含めたの総数のことを「総画素数」と言います。
近年では日本写真機工業会の取り決めで、カタログ等に記載する値は、「有効画素数」を優先使用することになりました。そのため、「総画素数」は記載しない物も増えてきています。




デジタル写真は、「ピクセル(画素)」で出来ているということがおわかりいただけたと思います。
次回のデジタル写真基礎講座は、印刷やプリントにおける解像度の話をしたいと思います。
お楽しみに。

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