曼珠沙華 | アトリエ・フロール(株)写眞研究課

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金色に染まった稲と、まだ青々しい土手との間を鮮やかな赤のラインが走る。


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農道の脇に咲く彼岸花。道の先には焚き火の煙が見えている。


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曼珠沙華は、田園地帯に突如として現れるので不思議に思っていたが、
一日になんと10センチほども伸び、芽を出してから1週間程度で花を咲かせるらしい。


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たくさんの実をつけた大きな栗の木の下にも力強く咲いていた。


撮影地は神奈川県伊勢原市の田園地帯。
建築撮影の合間に、曼珠沙華があまりに見事に咲いていたので、休憩中にこちらも撮影。
最近の気温の低下とともに、秋を感じた一日になりました。

曼珠沙華はサンスクリット語で「天界に咲く花」という意味のmanjusakaの音写だそうです。
日本では彼岸花を始め、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)など、実に様々かつ、神秘的な名前がつけられています。

この花には人をも死に至らしめるほどの毒があり、曼珠沙華の周りにはミミズなどが出にくくなり、それを補食する田の害獣であるモグラを寄せ付けないための田んぼを守る為の施策として植えられたものだそうです。

元は中国から伝わった物で、日本に生えている物は、すべて遺伝的に同質の三倍体(つまりクローンであるという事)のため、種子で増えることは無く、球根で増えていく。

山や森に咲いている物も、人為的に持ち込まれたものである為、その場所は元は人の住む人里であった可能性が高いという事も考察出来るそう。

不吉で神秘的な名前をつけられつつも、人の手で増やされ、今ではほぼ全国に分布している曼珠沙華は、今日、日本人に秋を知らせる日本の原風景の一部となっている。





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