赤外線写真 〜高田馬場から鬼子母神への散歩・最後の都電〜  | アトリエ・フロール(株)写眞研究課

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写真家・花井雄也がお送りする、写真ブログ。商品写真から赤外線写真・ピンホールカメラなどマニアックな写真まで、多様な作品を掲載しています。
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小さな車体で多くの人々の夢や希望を運んだ、都電。今もひっそりと運行中です。


先週、
高田馬場でとある打ち合わせがあり、次の打ち合わせまで少し時間が空いたため、散歩がてら撮影してきました。

高田馬場は、私が勤め人だった頃に5年程通った街なので、土地勘はバッチリ。
駅から少し離れた裏道には、昔ながらの民家や、今では希少になった、東京名物「都電」も走っています。

都電は、1903年に品川~新橋間で初めて敷設され、1960年頃を境に急激に廃止された路面電車で、最盛期には総延長213Kmにも及ぶ市民の足となった電車です。
今では、都電荒川線(早稲田~三ノ輪間)と世田谷線(元・玉電、現在は東急電鉄に買収)のみがその面影を残しています。

今回、散歩をした、高田馬場~東池袋間は、ちょうど荒川線の「面影橋(おもかげばし)」付近から「鬼子母神(きしぼじん)」間をたどる道筋なので、半分は荒川線巡りになりました。



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高田馬場 栄通りを奥に歩いたところ。神田川と山手線が交差するポイント。


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先ほどの橋から新目白通りまで抜けたところにある、大きなマンション。かなり年期が入っていて、妙な存在感があります。


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最近の目白付近は、山手線の中でも人気の居住区。
次々に新しいマンションが沢山出来、新旧交代が目立つ町並みです。


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明治通りに向かって歩くと、都電荒川線と合流。
ここから目白までは約1kmの緩い坂道になっていて、真夏日のこの日は汗だくになりました。
荒川線は、5~6分おきにやってくるので、しばし通過待ち。



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やってきました、荒川線。たった1輛の車体ですが、小気味よいスピードで家をすり抜けるように走っていきます。


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荒川線を見送って、鬼子母神へ。
今年一番の暑さだったので、この木陰はとても涼しく、まさにオアシスでした。


都電のおおかたが廃止されて、既に40年経ち、そのほとんどが路線バスや地下鉄に姿を変えましたが、この荒川線のようにいまだに面影を感じる事が出来るのはとても貴重な事だと思います。
今も都内を探せば、都電路線の跡地がはっきりと解る場所も多々残されていますので、これからはそういった場所を少し注意して歩いてみようと思います。

開業から約100年経った、たった1両編成の小さな路面電車は、今日も沢山の人々を載せ、元気に運行中です。



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