年明けには国内最大の参拝客を集める、まさに都会のオアシス的存在。
明治神宮についてはあまり詳しくなかったのですが、今回の撮影に際してちょっと調べてみました。
明治神宮は今から90年前の1920年、明治天皇と皇太后の崩御後、二人を祀るために創建され、
元々この地は、近江彦根藩井伊家の下屋敷のあった場所で、明治維新後に井伊家から政府に対して献上されたものなのだそうです。
思いのほか新しいので、びっくり。
また、この場所は元は森ではなく荒地であったものを当時の一流の造園技師・学者たちの手によって、造られた人口林。
多様な樹種を多層に植栽することで、年月を経て、およそ100年後には広葉樹を中心とした極相林(クライマックス)に到達するという、手入れや施肥など皆 無で永遠の森が形成されることを科学的に予測され実行された、とあります。
90年たった今は、当時の計画からすると熟成期であり、自然の森に近い人工林ということになります。
いやあ、私はてっきり古代から続く自然の森なのかと思っておりました。
先人たちの知恵と100年後のことを考えた壮大な構想に、深く感心させられました・・・。
こうして撮影対象について調べながら撮影すると、より深い写真になるかもしれませんね。
杉の大木で造られた、大きな鳥居。
90年の時を経て、参道を囲む木々も大木に。
拝殿の前の広場での1カット。
これらの建物は、東京大空襲で消失したものを再建したものだそうです。
軒からのぞく葉の感じが良くて、かなりの枚数を撮影。
ばりっとフレアを入れて撮影。
赤外線写真では通常の写真よりはっきりしたフレアが出るので、アクセントに使いやすいです。
明治神宮の御神木。拝殿に向かって左脇に、立派な楠木が植えられています。
写真では1本に見えますが、すぐ後ろにもう一本植えられていて、「夫婦楠」と呼ばれ、2本の間にはしめ縄が張ってありました。
拝殿前の広場。
向かって右側の楠木は、「独身楠」・・・なんて名前はついてませんでしたが、1本で立っていました。
静寂な空間な感じがしますが、実際は人が多くて、シャッターチャンスがくるのを待っての撮影でした。
独身楠の下の絵馬置き場からのカット。
代々木駅側の参道。
今回は原宿側から入って、代々木駅に抜けました。
ちょうどいい散歩コースでした。
たまには歴史の勉強をしながらの撮影もいいものだなあと思います。
ただ風景として切り取るより、背景や歴史を知ることで、新たな着眼点が見つかり、
楽しい撮影になりました。
赤外線写真と神社の組み合わせも、なかなか神秘的で面白いので、今後も機会があれば参拝&撮影に行ってみようと思います。