今日は、エージェント各社で日々行われているであろう、「面接対策」についてです。


まず、面接対策の目的は何だろうか。

それは、一言で言えば

「面接に落選しないこと」

だろう。

であれば、面接で落選する理由を潰せば良い。

面接で落選する理由は大きく分けて、

①スキルで落選
②スキル以外の理由で落選

この二つである。


私が思うのは、①スキルで落選 は仕方無いという事。

勿論表現の仕方によって防げるのかもしれないが、
だいたいの場合は、プロ同士がお互いに話をすれば、
求めるスキルに沿っている沿っていない、は判断できるはずだ。

逆に、スキルを勘違いされて入社してもお互いにとってミスマッチになってしまう。

なので、①スキルで落選 は仕方が無い。


逆に、②スキル以外の理由で落選 は仕方なくないのだ。

スキル以外の理由で落選、という事は、言い換えれば、


「スキルは良いんだけど、ウチには合わないな」

と判断されること。

合う、合わない、の観点で言えば
面接は、「お見合い」に近い。

人生で初めて会う者同士が、たった1時間くらいの時間内で
一緒に長期間やっていけるかどうかを判断しないといけない。

一緒に飲みにでもいけば、あるいは一緒に数日過ごせば良さが良くわかるけど、
それを1時間くらいで判断しないといけないのが、
面接をする側にとってもされる側にとっても難しいところ。


つまり、「合う合わないの判断は難しいにも関わらず1時間弱で判断される」為、
会話の仕方に十分な配慮が必要なのだ。



なので、今から、スキル以外で落選してしまう3つのケースとその対策を見ていこう。






(1)退職理由の説明

・前職の退職理由をネガティブな側からしか語っていない場合、注意が必要だ。

⇒ネガティブ・ポジティブのバランスが大事。

(例)

「前職ではリソース管理がなってなくて、指示が曖昧だし、自分の業務範囲がしっかり分かれていない、
その癖仕事の量はいつも多くて、残業も多いときは深夜に及ぶ、ここでは続けられないと思いました」

だけだとする。そうすると、面接官はどういう気持ちで聞いているかと言うと

「うちではあまりナイけど、そうはいっても時には
うちも同じような事は多少は、あるよ?そういうコトも。。。」

「うちでもあるぜ?」と思いながら聞いている。


そうすると、印象は

「この人ウチに来ても同じ理由で辞めないかな?」


と不安になる。

結局採用する側が、退職理由を聞く目的は、「同じ理由でウチも辞めるんじゃないの?」という懸念があるから聞いている。


なので、ネガティブ・ポジティブのバランスが大事。

「前職ではこういうポジションを与えてもらって、こういう経験ができてスキルの幅が広がった、という意味では
多少大変な部分はあったけど、感謝をしている。ただ、今の現状を考えたときに、自分自身の成長と照らし合わせて、
現職には申し訳ない思いもあるが、次のステップに進みたいと思って転職活動をしている」

という話し方ができると相手の印象は

「この人はネガティブな部分だけじゃなくて、ネガとポジのバランスの中で判断できる人だ」
「ウチの会社に来て、多少の苦労があっても、その部分だけにフォーカスして辞める人ではなさそうだ」

という印象になりやすい。
ちゃんとバランスのとれる人だね。と。

バランスがとれている人だから、
多少の事があっても、それをネガティブに捉えて辞める、という判断をしない人だ、
という印象となる。


実際、前職でここはよかったな、感謝しているな、っていう事ってないですか?

とキャンディデイトに聞いてみよう。

そうすると、

「実際ありますね、こういう経験はできてよかったですね」って
殆どの人は言うはずなので、それは盛り込ませてあげる。


そんなふうに、退職理由にポジティブとネガティブを盛り込んでもらおう。



(2) はまた明日!