2007年頃にNHKで「人事も経理も中国へ」の特集※1があったり、日テレでも観月ありさの「OLにっぽん」※2があったりして、私たちがビジネスを始めた頃(2006年末)より、中国BPOに対する認識度は近年、かなり高くなってきたと感じています。
※1 プロジェクトリーダーの田中専務ともその後、お会いして当時の裏話を少しだけ教えていただきました。
※2 こちらの脚本の一部を私にレビュー依頼があって、少し手を加えたことを覚えています。
今年、日本IBM、ヤマト運輸、ソニー、花王など大手企業も、大規模で中国の大連の委託先に業務を出しています。特にリーマンショック以降の大手企業の動きが顕著になってきています。しかしながら、10社が検討して1社くらいしか決断できていないのが現状です。スピードが経営にとって最も重要なことでありながらも、多くの日本企業はのろのろとしすぎているように思います。
私たちの協力会社でも300人体制で運営していますが、何も大きな心配はありません。ミス率0%を目指しますが、人間である限り、無理な話です。ただし、ミスに対する姿勢や態度が私たちをお客様ともっと引き付けているように思います。信頼もこういうところから生まれます。
そして、なぜ中国へ業務をアウトソーシングするのか?その意味は?