あほあほ大学吹奏楽部の定期演奏会まじかの練習後
先輩A「今度のステージドリルちょっとめだってみる...、」
後輩B「えええ、またやるんですかぁ、ドラムメイジャーに殴られますよぉ。」
   A「いいんだよ、やってしまえば、こっちのものだから。」
   B「...。」
   A「めだつ基本はな、人が動いていないときに動く、
    吹いていないときに吹く...。でも、今回はそーいう邪道はやらない。」
   B「...。」
   A「あのさ、正直いって俺ってへたじゃん。」
   B「はい。」
   A「...、まあいいや。だからさ」
   A「超絶技巧なんて披露するわけにはいかねぇんだよ、そこでだ。」
   A「ドリルの最後はさ、フォルテ100個のさフェルマータじゃん、
    ホーントゥザボックスのさ、最高にかっこいいとこなんだけど、
    俺HighGなんだよー。
    あれって、ほんとう苦しいんだよ、なんせフォルテ100個だからさー。」
   B「...。」
   A「うん、ほんとうにくるしいだよ。」
   B「で、何がおっしゃりたいのでしょー。」
   A「そこで、俺倒れるだよ。」
   B「えっ?」
   A「フェルマータ吹き終わったら、そのまま前に倒れるだよ。」
    「酸欠で失神っていう段取り。
    ラッパをもった右手を前にだしてさぁ、
    緞帳(どんちょう、幕です)が、降りてきても、自分の右手だけ、
    ステージの端からでてるんだよー、
    観客は感動するよなー、なんせ生死をかけて演奏してるからな。
    後は観客の大拍手の中、誰かにひっぱられて俺の右手が幕の中に吸い込まれんだよ。」
    「どお?」
   B「...。」

   実話です。