岩から掘り出して持ち帰った私は
それを常に持ち歩き、話しかけ、一緒に寝るようになった
その繰り返しの中、時が過ぎて、動かなかったそれが
動くようになり、私が話しかけると動いて反応するようになった
嬉しかった
まわりはそれを知って驚き、気持ち悪いといった
すぐに捨ててくるようにいうものもいた
私はまわりの声に耳をかさず
一緒にいることを続けた
ある時、私の頭の中に誰かに声が聞こえた
逃げて!危ない!家のすぐ裏の洞窟へ逃げて!
一緒にいるそれが私にはじめて話しかけた言葉だった
それを持って
家を出たとき、大地震が起きた!
家のすぐ裏の洞窟に私は逃げ込んだ
続く
