語られない真実とは・・・。



いつもより梅雨が遅い関西ですが、梅雨シーズンは髪のケアでお悩みの方も多いのではないでしょうか?
私も以前は、髪がフワ~っと広がりまとまらず、バレッタでまとめていたものでした。


カットの仕方とかカラーリング剤、白髪染め、パーマ液の良し悪しで傷みも変わりますが、
お手入れで髪は甦ります。

髪は食べ物にも影響を受けるとよく言われていますが、皮脂には関係しますが、髪自体はケラチン主体のタンパク質で死滅細胞。


なので、髪ではなく毛母細胞を活性化させることが最も重要なのです。
研究結果でも食物と髪のミネラルの相関はないと報告されています。

髪のミネラル量は年齢や水道水、ヘアカラーやパーマの影響で左右されると言われています。


【美髪にならない原因と解決方法】

①その毛母細胞を活性させるために(内外から)、毛穴を綺麗にして酸素を受け取れる状態にしなくてはなりません。

②そして、化学処理で傷んでいるキューティクルの中に栄養を取り入れて、キューティクルの抗酸化作用をすること。

この2点をするだけで解決します。


~解決策~
①毛穴洗浄は、酸化した皮脂を取り除くことと石けんカスやカルシウムの付着しない頭皮環境を作ることです。

そのカルシウムは炭酸水で取り除くことができます。

活性酸素除去は以前に書いている通り、重炭酸イオンが欠かせません。

重炭酸イオンはエイジングケアにも、健康にも絶対不可欠なイオンなのですよ。


②化学処理で傷んだ髪はマイナスに帯電しているため、陽イオン(+)を引き付けます。
 特にカルシウム(Ca+)は髪の内部にまで吸着します。そして、陽イオン物質を引き付ける為にトリートメント等(陽イオン)をしても反発して効果を感じられません。
また、ダメージヘアはシリコーンでごまかしても時間が経てばもとのもくあみか、それ以上のダメージとなります。


それを解消するには、エタノール溶液にリンゴ酢を加えたものでトリートメントをすると、

内部のカルシウムが消失し、髪の直径が太くなりキューティクルの厚みも増えると

報告がなされています。


ただ、リンゴ酢の方は・・・、私も試しましたが、

髪が良好になっていた為か、あまり効果は感じられませんでした。


以上の点からでも、頭皮も髪も綺麗にクレンジングする。これが最も大切なのですね。





【栄養を内部にまで届ける】
 髪の質感を決めるコルテックスに栄養を届ける。

これは、食物からではなく外部から施すことでダイレクトに届き、そく効果は現れます。


それは何なのか、アミノ酸です!


アミノ酸もいろいろ有りますが、シルクが最も効果を感じます。
シルクは、人工皮膚に使われるほど人間のタンパク質に近いものなのですが、
シルクでもシルクプロテインは分子が大きいので髪の内部には浸透しません。


それには、加水分解シルクが最も有効なのです。


【髪の酸化を防ぐ】
最後に、キューティクルの酸化を防ぐ処置。
紫外線は、ヘアカラーをした髪には特にダメージを与えます。

酸化とは:キューティクル内にある酸が化学処理(カラーや白髪染め、パーマ)された為に、
酸化するのを誘発する物質に変わり、キューティクルのダメージを促進させ、
タンパク質が流れ出ていく状態です。


実は、これを修復する方法も非常に簡単です。
アウトバストリートメントよりもずっーと安心安全で、頭皮の臭いも一切なくなると言っても過言ではないものがあるのです。

 

ほんと、天使の輪ができてツルツルになるんですよ~!

 

ケア第二弾として、次回書きたいと思います。


【日頃のケアでいつまでも美しい髪が得られる】
私は以前、美容師の方からお客様で最も要望が多いのはトリートメントだと伺いました。

ありふれた情報が流れ真実の情報が少ないからだと思いますが、根本的な原因を解決すれば特別お高いトリートメントは不要かと。


日常生活のストレス(残留カルシウムや合成界面活性剤、紫外線、酸化した皮脂、熱風乾燥、ブラッシング等々)の積み重ねが、髪の損傷に繋がっているのですから、
日頃の継続的なお手入れをするだけで、それも簡単なケアで美しい髪は維持できるのです。





写真の女性は78歳になる私の母です。


何歳からでも、どんなに酷い状態でも簡単な日頃のケアで、
いつまでも美しい髪を維持する事はできますよ。
それも、ほんと簡単です。



でないと続きませんから・・・。特に私は。(笑

 

 

 

日頃のケアで、いくつになっても自信のある髪に!