最初に一言、
今日は久しぶりにDQMSLネタでは無くて、小説ネタです。
DQMSLのイベントがなくあまりにも暇すぎるということで、先週本屋で文庫本を購入。
いつも小説を買うときは、本屋に行って、ジャンルを問わずフェアコーナーや帯などを見て、よさげなのを適当に買うのですが、今回目にとまったのは、こちら。

綾辻行人の『奇面館の殺人』です。
「館シリーズの新作が出てる!」
と久々テンション上がって即購入です。というのも、僕は大の本格ミステリーフリークで、特に綾辻行人の作品はほとんど読んでいます。
こういう好きな作家の作品を読むときは、まず背表紙の説明文や帯はあまり読まないことが大事です。これって、作家自身が書いているのではなく編集者が書いている場合が多く、わざと売れるような単語をちりばめたりするので、作品とは全く異なる先入観を植え付けられるからです。
なので、文庫本を読むときは、僕はカバーなどは全て外して読むことが多いです。
今回、期待もあり楽しさもあり、1日ほどで上下2巻とも読破してしまいました。ミステリー小説は、展開と謎解きが気になって、ハマると一気に読まずにはいられないからです。おかげで寝不足です。
さて、ここからは少し作品のネタバレも含みますので、ご注意を。
今回の『奇面館の殺人』ですが、館シリーズを全巻読んでいる僕としては、正直物足りなさの感じる作品でした。初めて読んだ『時計館の殺人』や『十角館の殺人』の展開の衝撃度からすれば、「え、これで終わり?」という読後感だったからです。思えば、『時計館の殺人』ではじめて綾辻行人の作品を読み、それからすぐに全作品を読んだのは、もう10年以上前のことになります。
綾辻行人の作品の特徴は、文章にあります。叙述トリックとやや哲学的な心理描写を駆使した、読者を惑わす作風です。そう言った特徴を知って読んでいるので、どうしても僕の中ですでに先入観が出来上がってしまっているのもあるでしょうし、ある程度作家の中でもこれらの手法やレトリックは出し尽くされてるのかもしれません。
よく、音楽や小説、漫画などで思うのですが、すでに文化に歴史があるものというのは、結局過去の偉人達の模倣になってしまう部分も多く、それらは熟成後に登場する文化人にとっては、苦悩だと思います。ビジネスでもありますが、要は早くしていた人ほど、オリジナリティがあり、後発ほど人まねと言われてしまうわけで、その評価は全くの正反対です。
特にJ-POPなどの音楽なんかは、その典型ですね。結局、文化の幅で成熟期よりも良い時代、良い音楽というのは生まれないと思います。
話がそれましたが、人の人生や小説も同じで、本格ミステリー文化のピークは当に過ぎていて、作家自身のピークも過ぎてしまったのかもしれません。
それでも、また新しいジャンル新しい文化というのは生まれてくるわけで、それは人の世に子供たちが生まれてくるのと同じだとも思います。僕自身は、新しい文化を見ながらも、古き良き文化に浸りたい派なので、温故知新で楽しむようにしています。
土曜日の夜中でまとまり悪いですが、この辺でw
今日は久しぶりにDQMSLネタでは無くて、小説ネタです。
DQMSLのイベントがなくあまりにも暇すぎるということで、先週本屋で文庫本を購入。
いつも小説を買うときは、本屋に行って、ジャンルを問わずフェアコーナーや帯などを見て、よさげなのを適当に買うのですが、今回目にとまったのは、こちら。

綾辻行人の『奇面館の殺人』です。
「館シリーズの新作が出てる!」
と久々テンション上がって即購入です。というのも、僕は大の本格ミステリーフリークで、特に綾辻行人の作品はほとんど読んでいます。
こういう好きな作家の作品を読むときは、まず背表紙の説明文や帯はあまり読まないことが大事です。これって、作家自身が書いているのではなく編集者が書いている場合が多く、わざと売れるような単語をちりばめたりするので、作品とは全く異なる先入観を植え付けられるからです。
なので、文庫本を読むときは、僕はカバーなどは全て外して読むことが多いです。
今回、期待もあり楽しさもあり、1日ほどで上下2巻とも読破してしまいました。ミステリー小説は、展開と謎解きが気になって、ハマると一気に読まずにはいられないからです。おかげで寝不足です。
さて、ここからは少し作品のネタバレも含みますので、ご注意を。
今回の『奇面館の殺人』ですが、館シリーズを全巻読んでいる僕としては、正直物足りなさの感じる作品でした。初めて読んだ『時計館の殺人』や『十角館の殺人』の展開の衝撃度からすれば、「え、これで終わり?」という読後感だったからです。思えば、『時計館の殺人』ではじめて綾辻行人の作品を読み、それからすぐに全作品を読んだのは、もう10年以上前のことになります。
綾辻行人の作品の特徴は、文章にあります。叙述トリックとやや哲学的な心理描写を駆使した、読者を惑わす作風です。そう言った特徴を知って読んでいるので、どうしても僕の中ですでに先入観が出来上がってしまっているのもあるでしょうし、ある程度作家の中でもこれらの手法やレトリックは出し尽くされてるのかもしれません。
よく、音楽や小説、漫画などで思うのですが、すでに文化に歴史があるものというのは、結局過去の偉人達の模倣になってしまう部分も多く、それらは熟成後に登場する文化人にとっては、苦悩だと思います。ビジネスでもありますが、要は早くしていた人ほど、オリジナリティがあり、後発ほど人まねと言われてしまうわけで、その評価は全くの正反対です。
特にJ-POPなどの音楽なんかは、その典型ですね。結局、文化の幅で成熟期よりも良い時代、良い音楽というのは生まれないと思います。
話がそれましたが、人の人生や小説も同じで、本格ミステリー文化のピークは当に過ぎていて、作家自身のピークも過ぎてしまったのかもしれません。
それでも、また新しいジャンル新しい文化というのは生まれてくるわけで、それは人の世に子供たちが生まれてくるのと同じだとも思います。僕自身は、新しい文化を見ながらも、古き良き文化に浸りたい派なので、温故知新で楽しむようにしています。
土曜日の夜中でまとまり悪いですが、この辺でw