11月に入ってから、ギャンブルを辞めました。
理由は、気が変わったからです。

なぜ気が変わったかというと気分が変わったからで、なぜ気分が変わったかというと季節が変わったからです。

日本の四季は気候の変化と共に気分の変化ももたらしてくれる素晴らしい風土です。古来より日本人は四季を通して自然との楽しみかた遊びを生活習慣の中に取り入れてきました。

春のお花見や夏の海。秋の紅葉。冬の雪景色。自然を見て癒される心は、現代の日本人でも脈々と受け継がれているものです。

自然の変化は人の気持ちも変えてくれます。気持ちが変われば習慣が変わります。ふと、気づくと自分のしていたことがあまりにも馬鹿げたことのように感じてしまうわけです。それは、自然の存在感の大きさに気づき、人生の矮小さと比べしまうからでしょう。

現代人は自然を感じる余裕がないだけで、感じることのできるスピリットは存在します。どんな金持ちでも、どんな極悪人でも、月を見て「汚い月だな」と感じることは無いように、自然の美は共通の美意識であり普遍性を兼ね備えているからです。

今朝の朝日新聞の天声人語にこんな言葉が「月を指せば指を認む」。意味は、月を指しても月を見ず、その指ばかりを見ること。「月」は仏法、「指」は仏道に導く教理のたとえ。道理を説き聞かせても文字やことばにばかりこだわって、仏法の本旨を理解しないことを言う。

願わくば、月を見る余裕を持ちながら生活していきたいものです。