結婚祝いに会社の子からもらった小説でしたが、ようやく完読しました。足かけ4年です。ちょっと読んでは本棚に入り、また最初から読んでまた本棚にというのを繰り返していたのですが、今回は最後まで読み切りました。

 童話的な小説で、世界観が何ともいえないですね。少し寂寥感を覚えます。おそらく、大人たちへの冷ややかな視線もあるので、今の自分を取り巻く環境も考えると、子供の時に読むべき小説なのかもしれません。

 ただ、子供の心を忘れないでおくために、持っておきたい小説の一つであるようにも思えました。こういう小説の内容に「それはないだろ」って現実的解釈で突っ込んでしまうと、もう心は硬化しきってしまうようで悲しいですね。

 宇宙というのは神秘的で、特に星というのはいろいろな想像力を呼び起こしてくれます。この作品もそんな星を題材にしているのですが、時々仕事からの帰りがけに夜空を見て、きらめく星に思いをはせるのもセンチメンタルでいいのかもしれません。