BTクールズ漫才第4回
ボックン(B)とツックン(T)のコンビが贈りマフマフ
B「はい、こんちは。寒いですね。雪がふってましたね」
T「そうそう、もうむっちゃ寒くてつらい。手がかじかむ」
B「で、こういうときは名曲を歌わなきゃね」
T[どういう歌? 雪の歌だろ?」
B「♪雪が降る~、あなたは来ない~♪」
T「アダモさんの名曲ね。聴いただけで寒い」
B「でもさ、これちょっと変えるとまた、別のドラマがあるんとちゃう?」
T「またぁ・・・。で、どんなドラマ」
B「ちょっと聴いて。♪雪が降る~、あなたは戸外♪」
T「ちょっと、待て。待て。自分は家のなかにいて、相手は外かよ」
B「うん、自分はぬくぬく、あなたはお外」
T「そんな殺生なあ」
B「まあ、家庭の事情がいろいろあって」
T「どんな事情だよ。雪ふる晩に、奥さん、うちの中で、旦那は戸外で、どんな事情だよ。夫婦ゲンカか」
B「いや、雪かきとかさ。どんどん積もったら、あんな重労働、男の仕事でしょう」
T「で、奥さんは家の中で何してんの」
B「コタツでぬくぬく、ミカン食べながらテレビみて笑ってんの」
T「かぁ~。ひどい雪の話だねえ」
B「あともうひとつのドラマも考えた」
T「どんなの? またろくでもないドラマだろ」
B「♪雪が降る~、あなたはドバイ~」
T「海外か。いきなり海外か。しかも、雪なんか降りそうもない、あったかいとこ」
B「ペルシャ湾岸、砂漠の中」
T「で、奥さんは日本で雪が降るのを見ながら、旦那は単身赴任でドバイにいるってドラマか?」
B「いやいや、雪が降る晩に、奥さんが、うちの旦那、ドバイにでもいっちまえばいいのに、と思ってる」
T「ひどい話だねえ。で、旦那がもしドバイに行ったとしたら、奥さんなにしてんの?」
B「コタツでぬくぬく、ミカン食べながらテレビみて笑ってんの」
T「結局、家から一歩も出ないんかい」
B「まだあるよ。次のドラマ」
T「なんなの。もう勝手に歌え」
B「♪雪が降る~、あなたはこまい」
T「こまいって、こまかいってことか」
B「そう。恋人どうしで帰るとき、お店の勘定払うの、キッチリ割り勘。一円まで。ね、合計2534円だったら、きっちり1267円にわける。雪の下で手袋の上に小銭ひろげて、ひ~ふ~み~って」
T「そりゃ、こまいなあ。せっかくのデートがぶちこわしやん」
B「いるんだよ、そういうの。おれのともだちにも」
T「はあ~」
B「そいつの名前が、駒井ってーの」
T「こまい駒井くんかあ」
B「で、そいつはすごいケチで食費を浮かすために古米しか食わんのよ」
T「古米しか食わない、こまい駒井くんかあ。んじゃあ、おれも歌うわ」
B「はい、どうそ」
T「♪雪が降る~、あなたは古米しか食わないこまい駒井~」
B「♪雪が降る~、あんたはこわい~」
T「もうええわ」