今治(いまばり)は本州と四国を結ぶ連絡橋のひとつ「しまなみ街道」の四国側の玄関口に当たります。港町です。以下見たこと、聞いたこと。

1 今治城について
今治は古くから港町として栄えていましたが、江戸時代初期に藤堂高虎が今治城を築城してからは、城下町にもなったそうですね。今治城は瀬戸内海のすぐ近くに作られ、堀の水には海水が入れられています。堀に海水が入れられている城は珍しいものです。ですから堀の中でトビウオが跳ねる姿なんかも見ることができましたよ。

2 タオルについて
タオル屋さんをよく見かけたかと思えば、明治に入ってからタオルの生産が盛んになったそうですね。明治時代、今治に矢野という人がいてタオルの生産を今治の一大産業にしようとしたそう。しかし矢野は30代の若さで暴漢に暗殺されてしまいます。しかしその志は長く受け継がれ、今でもタオルは今治の特産品です。

3 緑化状況について
仕事柄緑化のことは目に入ります。見たところ、並木道も多いし、道路脇に花が植えられているところが少なからずあり、今治は緑化の盛んな地域といえるでしょう。ケヤキ並木のようなオーソドックスな並木道もあれば、松の木の並木道があったのが面白かったですよ。

4 食べ物について
旅先で気になるのはその地の「食」だという人も多いでしょう。今治では鯛飯が有名らしく私も食してきました。
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もちろん美味しかったですが、個人的には鯛は刺身の方がいいかな。