夜勤明け、最後の一時間は入居者の排泄補助。
一人でトイレに行ける方はお声かけをしてトイレに案内する。
お一人トイレの排泄が困難な方がおり、その方は一度部屋に入ってベッドに横になっていただきオムツを交換する。
大概はおしっこのみなのだが今回は大きいほうもされていた。
本来であれば手袋をしての作業なのだが、時間もなく面倒くさがりの私は素手で作業を進めた。
結局時間ギリギリまでの作業となり、衣類などの洗濯は早番に引き継ぎ、私は手を洗い施設を出た。
夜勤明けは決まって外食。
かつやに行きタルタルソースがかかったチキンカツを頼んだ。
いざ食べようとしたとき、ふと気づいた。
なんか臭い。
あの臭いだ。
手を洗ったはずなのだが。
手の洗い方が甘かったのもあるが爪に入ってしまうとそう簡単にはとれない。
手袋の重要性を思い知らされた。