<MKCMの経営者>

年齢的には同年代である「加藤一郎太」。


年齢が近いと潜ってきた社会環境というトンネルから価値とか思考が少し分る。これは有難いことだ。本社所在地は青山ですか、一度はそういう素敵なオフィスでワークしたい願望がある地ですね、いいですね。

ところで、ファッショナブルなノラクロというとお叱りを受けそうだが、実際には、そんな雰囲気を漂わせている、・・・チョット見だ。

話を聞く限り、株主への誠実さを持った企業経営者である。時代を見据えた経営姿勢とも言っておこう。また、ホームページで情報開示を確認する限り、コンプライアンス意識も高く、株主には安心できる社長に思える。

ま、公認会計士や弁護士というプロフェショナル集団を企業内に抱えているとの性質上、統制意識という点では安心している。


社長自身の語った経歴を振り返ってみたい。


7年間、食品問屋でワインや輸入ウィスキーなどを担当していたとのこと。その後、オリックスで4年半、不動産担保ファイナンスを学び、次が、東誠商事(これはトーセイの親会社)の副社長を経験、ここで債券債務のトラブル関連に10年間従事し、ダヴィンチ・アドバイザーズの取締役でアセット・マネジメント業務を19ヶ月ですか・・・、そういう経歴だ。


個人投資家説明会の様子では、ちょっと緊張しているように見えたが、ポイントを要領よく説明、切れ具合はまぁまぁ。


四社の業務を経て、その持てる経験を的確に現在の事業に登場させている52歳である。


しかし、ここで、クリードの宗吉社長(2期生)と同じ、大前研一のアタッカーズ・ビジネススクール塾の一期生として学んでいることにも個人的には注目している(時期的には未調査)。


平成13 年に起業し、5年後の平成183月に上場という流れだ。



◇ABS(大前研一)

http://www.attackers-school.com/aboutus/student/obog/company/index.html