シュンがさっきいきなり、
「△△~、オレ仕事辞めてもいいかなぁ?」
と。
あん?
仕事辞めるてどうよ?
私がシュンに、
「アメリカには私、戻れないよ」
と言ったら、
「うん。○○さんとの約束だから、オレも戻れないのは分かってる。あっち帰るんじゃなくて、親父の仕事、こっちで手伝おうかと思って」
と。
義父はアメリカに住んでいるし、
日本語さえ話せませんし、
あちらで、とある会社を経営してますが、
シュンの本職?とは、全くの別分野。
シュンは何を考えているのやら。
で、
聞いてみました。
私にしては珍しく、根掘り葉掘り。
シュン曰く、
「なるべく△△と一緒にいたい。赤ちゃん産まれたらちゃんと一緒に子育てしたい。今の仕事してると、研究室から戻れない日があったり、夜勤続いたりで、そう出来ないから」
と。
私はそんな理由で、
シュンが頑張って積み上げてきた成果を捨てるとか断念するとかは、
全く望んでません。
シュンには夢があって、
その為に頑張ってきてたのに。
畑違いな仕事をするなんて…。
確かにシュンは、何でもこなします。
しかし、そんな問題ではありません。
例を上げて簡単に言うとするならば、
超理系のシステムエンジニアが、
いきなり来週から国文学の教授になるようなもの。
それくらい畑違いなんです。
研究には金や設備が必要で、
違う畑に行くと、
それらは消えてしまう。
いまの仕事をしてさえいれば、
シュンは、夢と繋がっていられる。
それなのに、
義父の仕事を手伝うとは、何事じゃ?
私は、
「そんな理由なら賛成出来ない。私はシュンに夢を叶えて欲しいから、したいことをして欲しい。何なら、シュンが引き抜きされてるアメリカの会社に単身赴任してでも、夢を叶えて欲しい」
と言ったら、
シュンは、
「それは無理だよ。夢よりもっと大切な家族がオレにはいるから。夢は一緒に叶えたい。単身赴任じゃ無理」
と、ハッキリとキッパリと言い切ってました。
私は、
「じゃあ、今の仕事は辞めないで。可能性を自ら潰さないで。お願い」
と必死に頼んだら、
「分かった」
とシュンは答えてくれました。
しかしまぁ、 いきなりなんだから。
昔からシュンはいつもいきなり。
本人はずっと考えてたんだろうし、
義父にも、相談してたんだと思うけど。
やれやれ。
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