帰りたい | ミートグラタンのブログ

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昨日夕方、

車のエンジン音で、
シュンが帰ってきたのが分かったから、

玄関のドアを開けて待ってたら、
「△△、ただいま~」
と言って入ってきたから、
「シュン、おかえり~」といって抱きついたら、
ニコニコ顔でシュンが私をギュッと抱きしめて、
チュッチュッしまくってたから、

「シュン、嬉しいの?」
と聞いたら、
「うんっ、スゲー嬉しい」
と言って、また私をギューッて抱きしめる。

シュンはほんとに分かりやすい。
そして、すごく愛しいドキドキ

冷たいお茶をいれてあげたら、
グラスを両手で持ってゴクゴク飲んでた。
シュンは一気に飲むとき、
いつも両手でグラスを持って飲む。
よく、小さな子供がそうするみたいに。
本人は何も意識してないのに、自然とそうなるの。
シュンのそんな所が、たまらなく好きリボン


「シャワーするねっ。夜、外に食べに行こ」
と言って、シャワーしにバスルームに行って、
いきなり私を呼ぶから、
「なぁに?」
と返事したら、
「シャンプー済んだ」
と。
ストックがある場所からシャンプー出して、
シュンに渡したら、
「ありがと」
って。
シュンは、濡れててもかっこいい。

シャワーから出て、
髪を乾かして、
私の着てる服に合った服を着て、
私を、自分のいる鏡の前にグッと引き寄せて、私の腰を抱きながら、
「やっぱりお似合いだよね」
と言うから、
「よく言われるから、お似合いなんだよ、きっと。でも、シュンと私、何となく似てるから、ちょっと姉弟みたいだよね」
と言ったら、
「姉弟なんかに絶対見えないしっ!」
って、ムキになって言う。
シュンに、
「ねぇ、キスして」
とせがんだら、
足の力が抜けちゃうような、
とろけそうなキスをされて、
「まだ姉弟とか言える?」と聞くから、
「そんなこと思ってないよ」
と答えたら、
「ほんとに?絶対?」
と言うから、
「思ってない。思ってたらキスもエッチもしない」
と言ったら、
「そだねっ。じゃあ、行こう」
と。

食事に行ったお店は、
昔よく一緒に行ってたメキシコ料理のお店。
久々に一緒に行ったら、
メキシコ人の馴染みだった店主が、
「また来てくれて嬉しい、ありがとう」と私に日本語で言うから、
「日本語話せるようになったんだ、凄い、頑張ったんだね」
と、私がスペイン語で店主に言ったら、
「学校に通いました。△△さんが紹介してくれた先生に教えてもらった。ずっとありがとうが言いたかった」
と日本語で言うから、
「どういたしまして。お役に立てて私も嬉しい。お店もお客さんいっぱいね」
とスペイン語で言ったら、
「全部△△さんと先生のおかげ。助けてくれた、ありがとう、ありがとう」
と何度も言う。
シュンが、「オレは?」
ととぼけて日本語で聞いたら、
「シュンくんは、△△さんをボクに会わせてくれた人、シュンくん△△さんがまたフタリで来てくれて、嬉しい。シュンくんはたまに来てくれます。△△さんはずっと会えなかった、会いたかった。たくさん好きなもの食べて下さい。お礼がしたいです」
と。

テーブルに食べきれないくらいの山盛りの料理を出してくれて、
その店主の奥さんもテーブルにやってきて、
奥さんはあまり日本語は理解できにくいから、
私もシュンもスペイン語でずっと話してました。


また来るねと、店主に約束をして、
お店を出て、
しばらくシュンと手を繋いで駐車場までの道を歩いてたら、
シュンが、
「オレ、△△と結婚して、アメリカ帰りたいんだ」
と。
「日本嫌なの?」
と聞いたら、
「嫌じゃないけど、疲れるから」
と。
「それわかる。私もアメリカの方が落ち着くから」
と言ったら、
「じゃ、結婚したらあっち帰ろ」
と言うから、
「仕事はどうするの?」
と聞いたら、
「誘われてんだ、もう何年も。でも、△△のそばにいたくて、断ってる。あ、気にしないでね、オレがそうしたいだけだから」
と言うから、
「シュン、アメリカ帰りなよ。お父さんもあっちにいるんだし」
と言ったら、
私の手を振りほどいて、
「何でだよ?一人で帰っても意味ないんだよ。結婚したら一緒に帰ろって言ってんの!」
と怒るむかっ

私がシュンに、
「シュンと結婚したら、私もアメリカ帰りたいよ。でもシュンは私のそばにいるために、自分のしたいことガマンしてるでしょ?私、そんなのヤダ。シュンの夢や未来を潰したくないから」
と言ったら、

「夢も未来も、△△がいなきゃ始まんないんだよ!何でわかんないの?」
と言うから、

「夢や未来は、私がいなきゃいらないの?」
と聞いたら、

「違う。オレの一番の夢は、△△と結婚して、子供できて、△△と子供と一緒に幸せになることなんだってば!仕事はそのために必要なもので、一番の夢じゃない。有り得ない!」
と言って、
ズカズカ歩いていくから、追いつけなくて。。
追いかける気力もなくて。

シュンの背中が見えるか見えないかくらいになって、
何か疲れて路肩にしゃがんだら、
前から来た酔っぱらいの中年のおっさん2人に、
「おねえちゃん、いくら?日本語わかるか?いくら?ハウマッチ?」とかってしつこく絡まれて、
動けなくなってたら、
シュンが走ってきて、
おっさんたちに
「触んな」と言って、
おっさんたちを突き飛ばして、
私の手を掴んで、
「走れ」
と言うから、
言われるままに走って、
車を停めてある駐車場の近くまできた時に、
シュンが私に、
「怖かっただろ?ゴメン」
と言って、抱きしめて撫でてくれたから、
「おっさんたちより、シュンが見えなくなって、ひとりぼっちになって怖かった」
と言ったら、涙が止まらなくなっちゃって、
シュンは、
私が泣き止むまで、
抱きしめながら
「ゴメンな」と何回も言ってました。
泣き止んだ私に、
「車乗ろ。帰ったらチェスしよっか?」
と言うから、
車に乗って、部屋に帰りました。


一旦切ります。























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