GW中の人出は、完全にコロナ前に戻っており、大いに喜ばしいことだが、一つだけ気になることがあった。
未だにマスクを着用し続けている馬鹿があまりにも多く、心底ゲンナリさせられた。
マスク着用率は高齢の女性に特に多いが、テレビで「バナナが体に良い」と取り上げられると次の日にバナナを買い占めていたテレビ脳世代だ。
NHKのアナウンサーが「積極的にマスクを外しましょう!」と呼びかけでもしない限り、死ぬまで永遠にマスクをつけ続けるだろう。
そんなマスク馬鹿を見る度に、フリードリヒ・ニーチェの「善悪の彼岸」を思い出してしまう。
いまだにマスクを付け続ける馬鹿どもは、まさにニーチェのいうところの畜群なのである。
マスク馬鹿は自分の理性で善悪の判断ができるような思考回路を持ち合わせておらず、大手メディアの意見や世間の顔色をうかがいながら善悪を決める家畜人間だ。
ニーチェの時代、人々の心を支配していたのはキリスト教であったったが、今の時代に人々の心を支配しているのはテレビを頂点としたメディアなのだ。
多くの日本人は無神論者を気取ってはいるが、テレビや新聞、ネットの大手ニュースサイトを信じて疑わないメディア教の信者である。
しかも、その盲従ぶりたるや、狂信といっても過言ではないレベルだ。
戦後、80年以上かけてテレビや新聞を筆頭としたメディアに洗脳され続けた世代は、その思考や価値観、道徳心まで全てメディアにコントロールされているのである。
しかも、メディアに洗脳された自分達が、狂気の集団を形成している自覚がないので最悪である。
狂気は個人にあっては稀なことである。
しかし、集団、党派、民族、時代にあっては通例である。
マスクをつけ続ける高齢者の狂信を是正するのはもはや不可能だが、若い人達は今の高齢者を反面教師とし、自らの理性で善悪の判断のできる人間になって欲しい。