花の浮島（礼文・利尻）花紀行 ５
桃岩展望台トレキング（３）
太古の昔に大陸から切り離されたこの島には
奇跡的な自然が今もなを残されています。
礼文島は「花の浮島」とも呼ばれ、地方の由来は
アイヌ語の「レブン・シリ」＝沖の・島と言う意味からきています。
エゾノハクサンイチゲ
礼文島の春を代表する、背丈30cmほどの高山植物です。
花に花びらは無く、白い５枚の萼（がく）が開きます。
礼文島では西海岸で大群落となり、
花と海の美しい風景を作り出します。
エゾノハクサンイチゲ
キンポウゲ科
花期・5月～6月
レブンハナシノブ
日当たりの良い草原に咲く背丈40cmほどの高山植物です。
青紫の花びらと黄色の雄しべが特徴的な花を咲かせます。
葉はマメの仲間に似ており、中心の軸からやや先のとがる
葉を並べて広げます。
レブンハナシノブ
ハナシノブ科
花期・6月～7月上旬
レブンハナシノブ
桃岩トレキング
桃岩トレキング
レブンコザクラ
レブンコザクラ
背丈10cmほどの植物で、春一番に花を咲かせます。
茎の先端に球形に花を咲かせます。
レブンコザクラ
サクラソウ科
花期・5月～6月
レブンコザクラ
他に植物が生えていない裸地にも多く生育しており、
一斉に花を咲かせます。
桃岩トレキング
桃岩トレキング
サクラソウモドキ
桃岩トレキング
エゾイヌナズナ
エゾエンゴサク
桃岩トレキング
オオハナウド
オオバナノエンレイソウ
オオバナノエンレイソウ
桃岩トレキングコースを歩いていると
所々で眼にする。花が終わりかけて
居るものが多い状態だった。
桃岩トレキング
見た目にもここで暫く昼寝がしたい気持ちだ。
オオミミナグサ
ギョウジャニンニク
もうしばらくすると花が咲くようだが
早咲きのものは見れなかった。
スズラン
桃岩トレキング
クルマバツクバネソウ
クルマバツクバネソウ
クロユリ
出会えるの思っていなかったのでとても
嬉しいものだった。
クロユリ
やや湿り気のある場所に生育する、背丈40cmほどの高山植物です。
低地にも生育していて、黒色の花と黄色の雄しべが美しい花です。
礼文島での花期は早く、初夏には花を散らします。
クロユリ
ユリ科
花期・6月
桃岩トレキング
利尻山
初めて見ました。
九州にはホソバシロスメレがあります。
シロスミレ
別名・シロバナスミレ
花は白色で側弁と唇弁に紫条が入る
花期・5 ～7月
分布・北海道・本州（東北，関東，中部）
ホソバノアマナ
桃岩トレキング
ミヤマオダマキ
ミヤマキンポウゲ
レブンキンバイソウ
初夏に草原に咲く背丈20cmほどの高山植物です。
花びらのように見えるものは萼（がく）で、
花びらはその内側にある細長い短冊状の形をしたものです。
礼文島の固有種で、濃い黄色と八重にも見える大きめの花が特徴です。
レブンキンバイソウ
キンポウゲ科
花期・6月
キンバイソウ
キンバイソウの群生地を通過したのですが
まだ蕾のほうが多くあと７日もすれば黄色の絨毯になるかな・・・。
桃岩トレキング
少しずつ草花の整理が出来て嬉しいものです。
この日一日で桃岩トレキング ６００枚ほど撮影
明日がゴールの宗谷のバス停までです。
この美しい眺めも見納め・・・。離れたくないですね。