ヒュウガオウレン(日向黄蓮)

 

 

 

 

 

 

ヒュウガオウレン(日向黄蓮)

 

東風に小さく震える黄蓮花

 

春の野や素直なままの黄蓮花

 

黄蓮花せせらぎの音や水温む

 

ひだまり

 

 

 

 

 

フェイクに負けるな!

ロシアの民よ眼を覚ませ‼

侵略反対! 戦争反対!

ウクライナに平和、戦士に栄光を!!

 

 

 

 

 

 

日向黄連は、キンポウゲ科の多年草。

日本の固有種で、草丈は約10cm。

宮崎県と鹿児島県に分布し、山地の林の中に生える。

個体数は少なく、両県とも絶滅危惧種に指定している。

 

 

 

 

 

 

根際から生える葉は羽状に裂ける。

開花期は2~4月で、茎先に白い小さな花を

咲かせる。花弁のように見えるのは萼片。

 

 

 

 

 

 

オウレン属は、花序に数個の花をつける

オウレンのグループと、1花をつけるミツバオウレンの

グループに分けられますが、後者の新種として2004年に

シコクバイカオウレンとともに報告されたのがヒュウガオウレンです。

 

 

 

 

 

 

宮崎県に固有で、ストロンを出さないことや葉が薄いこと、

花弁が肉質にならずに薄いことなどが近縁種とのちがいです。

南国だけに花期は早く、2月にはもう咲いています。

生えていたのは湿りけのあるスギ林下で、シコクバイカオウレンと

似た生育環境と感じました。

 

 

 

 

 

 

鹿児島と宮崎に自生しており、匍匐茎を出さないことが

バイカオウレンとの違いです。

 

 

 

 

 

 

昨年は朝ドラで富太郎の母が好きだった

バイカオウレンが有名になりました。

オウレンの仲間はキクバオウレン、

セリバオウレン、ミツバオウレン

ウスギオウレンなどがありますね。

 

 

 

 

 

 

その根が健胃薬として栽培される黄連は、

黄色の染料としても用いられる。

山地の林の下に自生する多年草。種類が多く葉の形で分類される。

 

 

 

 

 

ヒュウガオウレン(日向黄蓮)

キンポウゲ科

分布・宮崎県固有種。絶滅危惧IA類

季語 黄蓮 仲春

 

 

 

 

 

 

 

 

スミレより小さく可愛い花です。

黄色は花弁、真ん中の緑色は雌しべ、

白く伸びているのが雄しべだそうです。

 

 

 

 

 

訪ねる人も少ない山奥でひっそり暮らしている

ヒュウガオウレン、真の強さを感じます。

このまま残って欲しい野草花です。