ヤマハギ (山萩)

 

 

ヤマハギ (山萩)

万葉人も魅了せし野萩かな

紅の萩弾けて見せる通学路

紅帯びる小さき花序や萩の宿

初萩の零れる里や湯のかおり       ひだまり

 

 

ヤマハギ (山萩)

『萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花

また藤袴 朝貌(あさがお)の花』

万葉の歌人、山上憶良(やまのうえのおくら)が歌に詠んで以来、

日本の秋を代表する草花として親しまれるようになりました。

 

 

ヤマハギ (山萩)

ご存じ、秋の七草、ハギ、 オバナ(ススキ)、クズ、ナデシコ、

オミナエシ、フジバカマ、キキョウ、一番秋の訪れを感じさせてくれる植物ですね。

秋の七草の覚え方を、ネットで見ました。「ハスキーなおふくろ」

ハ=萩(ハギ) ス=薄(ススキ) キ=桔梗(キキョウ) | な=撫子(ナデシコ)

お=女郎花(オミナエシ) ふ=藤袴(フジバカマ) く=葛(クズ) ろ

七・五調で覚えるなら。

ハギ・キキョウ / クズ・フジバカマ / オミナエシ / オバナ・ナデシコ / 

秋の七草とか、とにかく覚えていてもしばらくすると忘れがちな名前です。(*^_^*)

 

 

 

「萩」とは「秋に咲く草」という意味。お彼岸の“おはぎ”は、この萩に由来します。

マメ科の多年草。一般には下に書いた萩の総称として呼ばれているようです。

葉は三出複葉、小葉は広楕円形または広倒卵形で先は円形。葉の脇から長い総状花序を出し、

紅紫色で長さ1.3-1.5cmの蝶形花を開く。萼は4深裂し先は長く尖る。樹高 1~2m。

似た仲間、ヤマハギ、ミヤギノハギ、キハギ、ミヤギノハギ、キハギ、マキエハギ、

マルバハギ、ニシキハギ、ネコハギ、メドハギ、イヌハギ、

 

 

ヤマハギ (山萩)中国名:胡枝花

マメ科 ・ハギ属・落葉低木。

花期 ・7月~10月。分布 ・北海道~九州。

花言葉は「柔軟な精神」

季語・萩(はぎ)初秋

【子季語】、鹿鳴草、鹿妻草、初見草、古枝草、玉見草、月見草、萩原、萩むら、

萩の下風、萩散る、こぼれ萩、乱れ萩、括り萩、萩の戸、萩の宿、萩見