マメヅタラン(豆蔦蘭)

 


1マメズタラン


 

マメヅタラン(豆蔦蘭)

 

沈む日や独り湯の町五月尽 

 

夏めくや三密知らぬ蔦の花

 

風薫や豆蔦蘭の朽ち落花     ひだまり

 


2マメズタラン


 

マメヅタラン(豆蔦蘭)

 

昨年とある山に2日ほど探して回りましたが、環境の変化に

 

どうも弱いようで、咲いているはずのものが何処を探しても見つける

 

ことが出来ませんでした。マメヅタはあるのですがマメヅタランは

 

少ないようです。

 



3マメズタラン


 

今回は花友達のお蔭で見られることが出来て、感謝しています。

 

絶滅が心配されている、常緑蘭ですのであと半世紀は生き抜いて

 

欲しいものです。8年振りに撮影したものです。(*^^*)


4マメズタラン


 

山地や渓谷の岩や樹幹に着生する常緑のラン。

 

由来は、葉がシダ植物のマメヅタによく似ていることに

 

由来すると思われます。

 

皆さんが良く知っている、マメヅタは日の当たらない

 

暗い場所に生えるのと対照的に、

 


5マメズタラン


 

マメヅタランは日当たりのよい場所を好んで生える

 

ようです。

 

細い茎から楕円形の葉が出ます。肉厚の葉の大きさは

 

長さ8ミリ、幅5ミリほどです。

 

花径・1cm未満、淡黄色花で唇弁は赤紫色に染まります。

 



6マメズタラン



 

マメヅタラン(豆蔦蘭)

 

ラン科・マメヅタ属。多年生常緑ラン。

 

花期・5~6月。分布・本州から琉球列島。

 

似た物には、マメズタ。ムギラン。

 

環境省カテゴリー 絶滅危惧II

 


7マメズタラン


 

大きさは1cm未満!!

 

葉腋から花茎をのばし、淡黄色の小さな花を1個つける。

 

開花したばかりの唇弁はクリーム色で、最盛期を過ぎると

 

赤くなる。 絶滅危惧IIB類(VU)

 


88マメズタラン