第13室 シャンティ・カンダム
過去世・カルマとその救済法に関するカンダム
女神パールヴァティ デヴィはシヴァ神の足下にひざまづき祈りを捧げた。
そしてこの娘の第13室のカンダムを口述してくれるよう懇願した。
ラシは水瓶座に位置している。
彼女の名前は Mai
これから示すことがこのカンダムの証である。
彼女は前世の一つにおいてスリランカのカティルカマムの地の裕福なチェティアルの家庭にその生を授かった。
その時の彼女の名前はカルパナで、父親はナガリンガムそして母親はヴァラムビカであった。
彼女は多くの事業を経営して周囲の人々の事業を席捲してしまったのであるが、彼女は従業員に正当な賃金を支払わず、従業員の家族は大いに苦しんだのである。彼女は貧しい子供達に教育を受けさせず奴隷として扱い大いに虐待したのである。
他人の財産を騙し取り、悪い仲間と交わったのである。
このように彼女は若い頃多くの罪を犯したのであるが、後に年を取ってから犯した罪の全てを悔い改めて多くのチャリティや善行を施したのである。
彼女は困った人々を助けたのである。
このことがあって現世を得て、快適に暮らすことができるのである。
しかし彼女の前世の因縁の罪の影響が続いていて、彼女の努力が報われないかもしれない。彼女の結婚に支障が生じて遅れ落胆することになるかも知れない。
無駄な出費が嵩み、危険、健康そして事故等の問題を抱えて困難に陥るかも知れない。彼女の仕事も不振に陥るかも知れない。
これら全ての問題を克服して素晴らしい生活を送るためには、彼女はナディ・アストロジャーに対して果物、花、甘味、香料、タムブラム、一対のドレス生地、蜂蜜、ミルクそして現金10008ルピーをナディ・タナム（贈り物）として捧げるべきである。そしてこのナディ・アストロジャーと葉の祝福を受けるのである。
それから次に示すお寺を訪ねて儀式を捧げるべきである。
①アナンダマンガラムへ行き、テュルシの花輪を供えてアンジャネヤの為にアビシェンガムとアーチャナの儀式を捧げて灯明を供える。
②ティルナルラルへ行き、土星の為にアビシェンガムとアーチャナの儀式を捧げて灯明を供える。
③ティルパムブプラムへ行き、ラーフとケートゥの為にアビシェンガムとアーチャナの儀式を捧げる。
④アラングディへ行き、木星、シヴァ神そしてデヴィの為にアビシェンガムとアーチャナの儀式を捧げる。
⑤ティルマンガラグディへ行き、シヴァ神とデヴィの為にアーチャナの儀式を捧げて灯明を供える。
⑥スリャナルコヴィルへ行き、ガネシャ神と9つの惑星それぞれにアーチャナの儀式を捧げて灯明を供える。
⑦カンジャヌルへ行き、シヴァ神、デヴィそして金星の為にアビシェンガムとアーチャナの儀式を捧げる。
それから上記全ての地で彼女の出来る範囲の数の貧しい人々に食べ物を施すべきである。
そうすることにより彼女の全ての罪の影響と呪いの影響は過ぎ去るであろう。
彼女はもう直ぐ結婚出来るであろう。
彼女は子供達に恵まれるであろう。
ここにシヴァ神は第13室のカンダムを閉じる・・・・・。
(※このカンダムは2010年に取得したものです。)