パブロ・ピカソ
「アルルカン 1917」
こちらは、1966年にバルセロナのピカソ美術館収蔵作品を同美術館が
監修し制作したオフセット・リトグラフです
原画はピカソが1917年に描いた油彩画です。サーカスの幕間でしょうか、
若いアルルカンが帽子を取ってフ～ッと一息ついているようです
こちらが描かれた1917年～1925年頃まではピカソの新古典主義と言われる
時代で、これより前のキュビズムの時代とは打って変わって古典的で写実的な
肖像画が中心となっています
お付き合いや結婚する女性によって作風が変わるピカソですが、この時代は
オルガ・コクロヴァさんと結婚しています
オルガさん自身、古典的な女性だったということで、彼女の影響が大きかった
のですね
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