【Re:ステージ】登山初心者真夏の高尾山聖地巡礼記 | あがりんのブログ

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 約3ヶ月半ぶりのブログ更新となります。と言いましても、タイトルの通り夏のネタです。昨年も8月末の館林聖地巡礼記を12月末にアップしているので、進歩がないですねえw 今年の言葉で言えば、「想像を絶するルーズさ、だらしなさで書くのが遅くなってしまいました」というところでしょうか🙇

さて、本題。今年夏期にテレビアニメが放送された「Re:ステージ!ドリームデイズ♪」(以下、リステDDと略します)。
2015年から始まったポニーキャニオンとコンプティークによる女子中学生アイドルを描いたメディアミックス作品で、小説、リズムゲーム、テレビアニメと展開してきていて、キャストによるライブも行われています。その作品内での学校の舞台が高尾山近辺になっていて、登山するシーンも出てきます。今年の夏アニメは個人的に大豊作だったのですが、その中でも好きな作品の一つがリステDDで、毎週見ているうちに、「そうだ高尾山に登ろう!」となったわけです(笑)
高尾山とアニメと言えば、聖地巡礼民的にはなんといっても「ヤマノススメ」となるのでしょうが、この辺が自分のちょっとあまのじゃく的なところかもしれません。そもそも自分はほとんど登山に行ったことがありませんでした(低めの山を2、3回レベル)。ただ、静岡県に住んでいる以上いつか富士山には登るべきだろうという想いはずっとあって、そのための第一歩が今回という感じでもあります。
高尾山と言えば、東京都心から比較的近く、登りやすい山なので、世界一登山客の多い山と言われています。まあ、このくらいの知識は自分にもあったのですが、どういうルートがあるのか、夏に登るならどういう格好がいいのか事前に調べてみました。
 
○高尾山のコースと夏登山の服装
高尾山の標高は599mで、5つの登山コースと2つの周回コースが設定されています。
登山のメインとなるのは1号路で薬王院という寺院の参道になっていて、道中は大半が舗装路を歩きます。1号路の途中から分岐して南側、北側の山道に入っていくのが3号路、4号路で、1号路と別ルートを進み、登り応えが増すのが6号路、稲荷山コースとなっています。また、2号路と5号路は山腹、山頂付近で1号路の周りを周回するコースです。そして、1号路はケーブルカー、リフトを使って山の中腹からスタートすることもできます。
つまり、ケーブルカーやリフトを使って1号路を登れば約半分で、その大半が舗装路になるため、高尾山は気軽に登れると言われる訳です。
厳しいコースは心配になるけど、一番楽にするのもあれだし、山道らしいところも歩きたいよなとか思いながらアニメ映像をチェックすると、OPに出てくる階段は1号路の薬王院へ向かう途中のもの、トレーニングで登っていたのはケーブルカーを使わずに登っていく区間の道であることが分かりました。そこで行きはケーブルカーを使わず1号路を登り、帰りは途中吊り橋があるという4号路を下って最後はケーブルカーを使おうと計画しました(実はケーブルカーも作中ちょっと映るので)。
服装はググって色々見ているうちに、速乾性が大事、羽織れるものは用意しつつ半袖でも大丈夫、下は長ズボンかタイツがベターという結論に至りました。ユニクロレベルでもOKという体験談もあったので、手持ちのものを基本に選びました。後は日除けに帽子、サングラスとスニーカーです(本格的にやるなら登山靴となりますが、今回はそこまでなくても大丈夫そうなので)。詳しくは後半に写真を載せます。
 
昨夏の館林の時もそうだったのですが、毎年行っているアニメロサマーライブ遠征の中での登山巡礼となります。今年は2泊3日の関東滞在で、その三日目が高尾山登山になりました。遠征中他にも聖地巡礼とかしてますので、それらも紹介しつつ行きます。
 
○8月31日(土)
昼前に東京へ到着。まずはこの夏劇場公開された映画「天気の子」の聖地巡礼をしてきました。高円寺の気象神社、代々木会館、銀座の朝日稲荷神社、JR田端駅と回りました。
 
・気象神社
日本で唯一気象の神様が祀られているとのことで、メインキャストお二人の下駄絵馬もあります。
 
・代々木会館
作中で最も印象に残る聖地がここでしょう。8月1日から取り壊しが始まっていたので、1階部分は囲われていましたが、あの雰囲気は十分感じられました。
 
・朝日稲荷神社
作中のようにビルの屋上に鳥居がある神社で、モデルになっているのではという話も。1階に拝殿、屋上に本殿があります。エレベーターで8階まで上がり、最後の1階分は階段を使うのもそれっぽい感じ。
 
・JR田端駅(南口)
陽菜ちゃんのアパートがあるのが、この駅の近辺という設定になっています。ここが一番聖地巡礼者が多かったですね。
 
その後は、アニメロサマーライブの2日目に参加してきました。好きなアーティストの多い日で楽しかったです。ライブの模様は先日(12月8日)にNHKBSプレミアムで放送されていましたね。京アニの一件から約1ヶ月、外伝公開直前のヴァイオレット・エヴァーガーデンの主題歌歌唱に泣けたのが一番の思い出です。
 
○9月1日(日)
この日は茨城県へ。今年劇場版の最終章第2話が公開された「ガールズ&パンツァー」の聖地・大洗町へ久しぶりに行ってきました。
 
劇場で見て、一度食べに行きたかったお好み焼き道さんで、大洗名物のたらし焼きを初めて食べました。美味しかったです😋
 
この日はちょうど冷泉麻子ちゃんの誕生日ということで、生誕イベントデイの大洗を初めて体験することができました。
やっぱりこの町は回るのが楽しいですね。
 
その後は水戸でちょっと観光して、東京へ戻ってきました。上は一般的な水戸観光(偕楽園)、下は個人的な水戸観光(ビックカメラ水戸駅店)です。これはビッカメ娘というビックカメラの擬人化キャラにハマっているからなのですが、この辺はいずれブログで書こうかなと思ってます😉
 
○9月2日(月)
登山当日、宿泊先の新宿を6:30に出発して高尾山へ向かいます。高尾山の最寄り駅は京王線の高尾山口駅になりますが、その前にいったん高尾駅で下車。ここで、コインロッカーに荷物を入れて登山にあたって必要なものだけにします。高尾山口駅の方にもコインロッカーはあるのですが、早いうちに一杯になってしまっていると困るので安全策です。
あと、高尾駅前の写真を撮りたい理由もありまして…
上の画はゲーム「Re:ステージ!プリズムステップ」の一場面。高尾山に登ったと言っていながら、背景は高尾駅前じゃないかというツッコミが入ったら、公式が反応してその後山登りの風景に差し替えられたという逸話があります。これは高尾山について調べていた時に知った話なのですが、せっかくなので高尾駅前の再現度を確認しておこうというわけでw
うん、看板とか再現度はかなり高いなw
 
それでは、改めて高尾駅から一駅の高尾山口駅に到着。
電車降りてすぐのホームがアニメOPのラストカットの場所になります。ベンチはいくつかありますが、時刻表と消火ベルが目印です。
 
 
 
改札口もOPや第1話冒頭で出てきます。改札出るのに失敗する女子中学生はいなかったですねw
 
最初に登山口への道と逆に少し歩いてカット回収しておきます。
 
「京王高尾線」の鉄橋は第1話のファーストカットで出てきます。その鉄橋を越えた先にはEDで舞菜ちゃんが歩いているポイントもあります。
 
この大きな赤鳥居も見ての通り高尾山口駅のすぐそばにあるんですね。アニメでは氷室神社となってますが、実際には氷川神社でしたw
 
駅前に戻ってきて、高尾山の登山コース案内の看板。アニメ作中ではスクリーンになっていましたが、そんな機能はないようですw
 
登山口へ向けてちょっと歩いたところで左手に見える橋がEDで部長とみい先輩がいた青葉橋です。この画は橋の車道側になります。つまり、画の奥に駅から登山口への道がある位置関係です。
 
駅から歩いて3〜4分で、冒頭に載せたアニメのキービジュアルにもなっている高尾山のケーブルカー乗り場(清滝駅)前に着きました。
ケーブルカーが動くのは8:00からで自分が着いたのは7:45頃でしたが、既に待っている方もいましたね。自分は行きケーブルカーを使わないので、ケーブルカー組で混み出す前に登ろうとこの時間に来たわけです。もちろん夏場だから暑くなる前にというのも考慮してのことですが。
 
それでは、右手の歩いて登る道へ入っていきます(左手が先ほどのケーブルカー清滝駅前です)。第4話で部長とみい先輩がトレーニングを始めるポイントがここです。

 
序盤はそれほどではなかったのですが、ヘアピンカーブが増えてくる辺りからだんだんキツくなってきて、一番急な金比羅台の辺りではゼイゼイ言う状態になってきます。景色はいいポイントなんですけどね。ここを走って2往復以上させようなんて、みい先輩鬼ですねw
 
最後はノロノロになりつつ、中腹のリフト乗り場(山上駅)辺りまで到着。ここまでで40分ほどかかりました。1号路を全て歩いて登る場合、一番キツいのはケーブルカー・リフトの区間だとは聞いていましたが、その通りでした。結論から言うと、ここまでしっかり登れるようならもう山頂まで登れたも同然くらいな感じです。
 

その後はひっぱり蛸と蛸杉の前や浄心門を通って進みます。この辺は先ほどまでのような勾配はなく、観光感覚で行けます。すると、階段が見えてきます。
 
 
ここがOPでKiRaReが高尾山に登る時に出てくる階段になります。
更に登っていきますが、まだ負担はそれほどではないと思います。となると、ここでバテバテの部長は…
 
 
薬王院に到着。ここまでで出発地点から1時間10分ほどかかりました。本堂や像など作中のままですね。像は入口に大きいものがありますが、アニメでワンカット映っているのは本堂前のものです。
 
こちらでは高尾山かりんとうを売っていたり、御朱印が貰えたりします。売り場が開くのは9時からで、自分が着いた時は本当に開いた直後くらいでした。前半で書いたようにこちらには1号路でしか来られないので、それ故に1号路を使う人が多い訳です。
 
山頂へは本堂の脇にある階段から進んでいきます。参道の辺りよりは若干道は悪くなるところもありますが、苦になるほどでもないと思います。更に20分ほど登っていくと…
 
遂に高尾山の山頂に到着しました。山頂と言っても、平坦なスペースがかなりあるんですね。山頂599mの標識の前で登頂の記念撮影です📸
なお、これが今回の登山服装でした。自分は山頂まで1時間50分くらいで到着しました。ケーブルカー乗り場からだと約1時間というところです。道中写真撮りながらでの時間ですので、1号路はこのくらいで十分登れると思っていただいていいでしょう。
 
 
OPでKiRaReが走っていった展望ポイント。この日は富士山まではっきりとは見えませんでしたが、関東が一望できる景色はやはり壮観です。
 
山頂にある売店でこんにゃく田楽とラムネを買って食べながら、山頂の空気に浸ります。食堂スペースもあるので、こちらで食事を取ることもできますよ。
 
あ、そうそう。山頂にはリステDDのポスターも貼ってありました。中腹ではヤマノススメと並んで貼ってあるところもありましたねw
 



帰りは4号路で下山。木々が生い茂った中を歩くので、自然研究路の名の通り自然を満喫できます。吊り橋も思っていたよりは立派なものでした。
 
山の中腹の高尾山駅から予定通りケーブルカーに乗車。平日の11:30頃の下りということもあってか、ほとんど待つことなく乗れました。車内のアナウンスで最急勾配が国内最高の31度18分という説明があって、その区間を歩いて登った行きの前半はキツかったわけだなあと納得w
 
ちなみに、中腹まで登るにはケーブルカーとリフトがあるわけですが、今回登った後、リステDD第11話で舞菜ちゃんと紗由ちゃんがリフトを使っていました。今度登る時はリフトを使わないといけないですね(ソロだとキツいんだよなあw)。
 
というわけで、無事高尾山に登ってこれました。下山後は高尾山名物のとろろそばをいただきます🍴🙏 冷たいそばにビール、くうう〜っ、たまらないですね。ケーブルカー乗り場そばの高橋家さんでいただきましたが、そばととろろの絡みが良く合っていて、本当に美味しかったです。食べ終わった頃には待ちができていましたね。
 
あとは、カット回収をいくつか。
オルタンシアの二人がEDで座っているベンチはケーブルカー清滝駅前のものかなあと思います。写真右側の円状ベンチがアニメではないので半信半疑ですが、第11話ではこの辺りでミニライブやってたシーンもあったので、ここかなと。
 
同じくEDから団子屋さんのモデルはこの有喜堂本店さんかと。高尾まんじゅうで有名なお店だそうです。
 
第1話冒頭で高尾山口駅から出てきた舞菜ちゃんのカット。自分が駅に着いた7:30頃にはまだ店が開いてないので、昼帰る前に撮影。
 
この辺りの写真を撮っていた12:30頃もこれから高尾山に登ろうという方々が続々と登山口に向かわれていました。やはり10〜12時くらいから登られる方が多いみたいです。

その後は、最後の目的地となる東村山市へ。同じく今年夏期テレビ放送されたアニメ「女子高生の無駄づかい」 の聖地巡礼です。

西武鉄道多摩湖線の八坂駅から東村山中央公園まで歩きました。片道徒歩10分くらいですが、これで結構なカット回収ができてしまうので、聖地巡礼はしやすい作品ですね。


以上、夏の登山聖地巡礼記でした。登山を趣味にされている方々からすれば、まだまだ全然でしょうが、来年以降もぼちぼち継続していければと思っています。とりあえず、リフトのカット回収とドラクエウォークの土産ゲットのために高尾山はまた登らなければですw

令和元年のブログはこれが最後になります。この1年もありがとうございました。毎年のことですが、来年はもっと更新できればと思っています。今年中に上げられなかった話もあるので、まずは来年早々に、です。
では、いい年をお迎えください。