リア充天才パンダとレオンの異世界日本化計画※毎日20時更新。そんなに全削除して欲しいですか?

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掲載日:2026年07月15日 00時52分
更新日:2026年07月28日 16時57分
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本文

地球

西暦2031年09月05日金曜。


森の泉周辺。


昨日まで何もなかった場所に、三軒の不思議な建物が隣り合って建っていた。


村人たちは息をのむ。


その正体は、天才パンダがポーチから取り出したコンビニの模型を、ビックリライトで巨大化させたものだった。


見たこともないガラス。


見たこともない看板。


夜なのに建物だけが明るい。


・セブンヌレブン

・ロートン

・ファミリーショップ

三つの建物はそれぞれ看板を並べている。


それを見つけたのは薪を拾いに来た村人だった。


「……。」


「なんだあれ。」


近付いてみる。


看板には大きく、


『24時間営業』


「二十四時間……?」


「営業時間か?」


その下には、


アルバイト募集中!


時給千三百円


未経験者歓迎


経験者優遇


「……。」


「アルバイトって何だ?」


「時給って?」


「歓迎されてるぞ?」


村人達は顔を見合わせた。


「取り敢えず村長に知らせよう。」


⸻


数時間後。


魔王城。


「魔王様!!」


兵士が息を切らせながら飛び込んできた。


「勇者です!」


魔王は立ち上がる。


「ついに現れたか。」


「どこだ!」


兵士は羊皮紙を広げた。


「森です。」


「武器は?」


「ありません。」


「鎧は?」


「ありません。」


「魔法使いか?」


「分かりません。」


「何をしている?」


兵士は困った顔をした。


「店を建てました。」


「……店?」


「はい。」


「店です。」


魔王は少し考えた。


「武器屋か?」


「違います。」


「宿屋。」


「違います。」


「酒場。」


「違います。」


「じゃあ何だ。」


兵士は紙を見直す。


「コン……ビニ?」


「コンビニ?」


部屋が静まり返る。


将軍が口を開いた。


「聞いた事がありません。」


参謀も首を振る。


「私も。」


宮廷魔導師も頷く。


「古文書にもありません。」


魔王は腕を組む。


「コンビニとは何だ。」


誰も答えられない。


そこへ別の兵士が飛び込んできた。


「続報です!」


「言え!」


「従業員募集中らしいです。」


「…………。」


「経験者優遇。」


「…………。」


「魔王軍歓迎……とは書いてませんが、種族不問らしいです。」


魔王はゆっくり椅子に座った。


「……勇者は何がしたいんだ。」


将軍が恐る恐る言った。


「取り敢えず……。」


「行って見に行きましょうか?」


「偵察です。」


「コンビニとは何だ。」


「分かりません。」


「新型の要塞かもしれません。」


「補給基地の可能性もあります。」


「勇者が最初に作る施設です。油断は禁物です。」


魔王は静かに頷いた。


「よし。」


「第一中隊出動。」


兵士達が剣を抜く。


魔王が叫ぶ。


「目的地!」


全員


「コンビニー!!」






後書き

レオンです。

二話目を読んでくれてありがとうございます!嬉しいです。

誤字脱字がない事が誇りですが、AIが時々本気で間違います。直すのたいへんだそうです。