本日もよろしくお願いいます。

 

私がなぜ飲食店改革を始めるようになったのか。

今日はそんなお話です。

 

私は、15歳でアルバイトを始めました。

たまたま紹介で入った鉄板焼きのグループ店です。

最初は料理の道なんて考えてもいませんでした。

お金が欲しい。

だだそれだけです。

最初の仕事は鉄板を磨くだけの小僧。

額に汗して一生懸命磨きました。

その姿が評価され、3ヶ月後に上司からコックをやりなさいとのお話。

当時の私がもらっていた時給が603円。コックなら700円。

そりゃ飛びつきます。笑

 

トレーニングを経てついにコックへ。

お客様の前に初めて立てたその日。

コップ一杯全てのお水を

お客様にかけたことは今でも忘れません。

でもお客様は怒らないんです。

怒るどころか、「頑張ってるね」と励ましてくれました。

もう感動です。

より一層真剣に調理をさせていただきました。

 

もともと不器用だった私はそれからもお客様に粗相することもありました。

でも、どのお客さまもなぜか、怒らないんです。

周りはクレームが出ているのに、私が担当したお客様は怒らないんです。

本当に不思議でした。

 

みなさん笑顔で喜んでもらえ、応援してもらえる。

それはなぜか

 

一生懸命だったからです。

料理ってこんなにも人を笑顔にできるんだ。

16歳だったクソガキの私は、素直にそう思ったのを

覚えています。

そのうち

料理の道を目指してました。

というか、その時

私の脳に降りてきました。

君はこの仕事で生きていくのだ

って。

誰かにそんな風に言われた感じがした、不可思議な体験でした。

 

その後両親を説得し、高校を中退。

次にやるのは和食と決めていたので、

住み込みでお世話になれる、和食店でした。

 

当時私は18歳。

大変でした。

たくさん泣きました。

 

理不尽さに心が折れ、親方と喧嘩。

店を辞めると言い、その日は住み込みの自宅で睡眠をとっていました。

あの当時、私は、とにかく眠りたかったんだと思います。

 

すると、家のチャイムがなり、開けると常連様が立っていました。

その方は、地元でも有名な社長さんで、当時既に80歳くらいだったと思います。

その社長さんは言いました。

「君の料理を食べにきたのに、聞けば辞めたというじゃないか。

 親方も一人で忙しくしているからすぐに店に戻って、俺に料理を作りなさい!」と。

 

また私はお客様に救われました。

すぐに支度をし、親方に謝りに店へ。

親方は「俺も悪かった」と言ってくれました。

 

また感動です。

そしてもうこの世界から逃げないと決めました。

 

それからは「食」をテーマに学び続け

牛の屠殺、解体。

都内に渡り、日本料理ミシュラン店の門を叩き、

フランス料理、鮮魚店と、とにかく自分が学びたいと思ったところは全て行きました。

給料はいらないので学ばせてくださいと言ったこともあります。

当時23歳だったと思います。

お金がなくなると、引越しのバイトや、荷上げ屋、土木工事なんかもやりました。

 

修行時代の話をすると切りがないのでここらで辞めておきます。

その後、料理長→店長→人事役員と経験していくわけですが、

まあ、いかに人を使うのが難しいかを思い知らされましたね。

当然ですよね、みんな私じゃないんですから。

しかし、当時の私は自分ができたのだから、周りもできて当然。

って思ってました。

まあ、これが大間違い。

振り向くと僕だけ先走り、誰もついてなんかきてくれませんでした。

役員の間でも私が最年少で、かつ学歴もない。

私は、完全な異物混入だったのです。

 

それでも走り続けました。

自分が変わり続けました。

徐々に部下も信頼してくれるようになりました。

でも上は変えることができませんでした。

 

悩む毎日、睡眠もろくに取れない。

とうとう私はうつ病になりました。

「俺って弱いんだ」って

皆しく心に響きました。

 

組織からは、診断書を出したにもかかわらず疑われ、

わかった途端、手のひら返し。

悔しかったです。

何もかもが嫌になり自殺未遂をしたこともあります。

しかし私は再び立ち上がりました。

自分みたいな人間を増やしてはならない。

そのために自分から変えていこう。

 

自分の周りにいる人を少しでも幸せにしよう。

16歳で体験した感動を伝えよう。

夢を追う若者を増やそう。

 

人はダイヤモンドと似てると思います。

ダイヤは同じダイヤで研磨して初めて綺麗になる。

人も人でしか研磨できない。

 

これからはその研磨方法を変える時代だと自信の経験から確信しています。

今の時代に必要なのは、優しさです。

 

働く人々が、明確な存在意義を持つことができれば、

飲食店は必ず栄える。

皆がのびのびと充実感に満ち溢れた世の中にし、

人に与え、人を伸ばし、

上辺やビジネスではない本当の感謝をされる人を増やしたい。

 

知識も経験もお金も、天国には持っていけません。

共に世の中変えて生きませんか?

あなたの力が必要です。