みなさんこんばんは。
対人恐怖症リーマン★やまだ こと 山田です。
対人恐怖症リーマン★やまだ こと 山田です。
いつも応援ありがとうございます。
何となく貼った下のランキングバナー・・・気がついたら「対人恐怖症カテゴリで４位になってました。（本記事執筆時点）
まぁ、ランキングが上がったらどう、ということでも無いのですが単純にうれしいですね(*^▽^*)
とういことで、これからもどうぞよろしくおねがいしますm(_ _)m
さて、前回の続きです。
何となく対人恐怖症（あがり症）を克服し、リア充に追いかけられる存在になったと過信していた自分に、お風呂一杯分の氷水をぶっかけられる事件が起こりました。
気軽な気持ちで新しいリア充友達のヨコヤマ君とコンドウ君に会社を辞めたことを冗談ぽく伝えた自分に対し、彼らは突然烈火の如く怒り始めたではありませんか。
そのショックから、逃げるように家に帰った自分は、そのまま引きこもりになりました。
まぁ、引きこもりとは言っても、完全にこもっていたのは最初の数日で、その後は夜中はうろうろと出歩くようになったのですが。
余談ですが、自分の家がおかしいのか、正直それまで自分は仕事をしていても家に一銭もお金を入れたことがありませんし、このとき仕事を辞めたと言っても、特に記憶に残るようなリアクションはされませんでした。
お互いに気を遣い合うような変な親子なのでしょう。
引きこもり後、一ヶ月が過ぎたころです。
深夜２時頃は自分のゴールデンタイムでした。
明け方頃までやっているレンタルDVD屋さんとコンビニに行ったあと、のんきに家に帰って来た自分の頭をハンマーで叩きつけるような事態が発生します。
無灯火自転車でキーコキーコ走っていた自分は、自宅（一軒家です）の近くに見慣れた車が停まっているのを発見しました。
遠目でもはっきりわかる赤いアコードワゴン。
コンドウ君の車でした。
今なら、今の私なら、ケンカした友達がちょっと言い過ぎたと反省して、わざわざ家に訪ねて来てきれたんだろう、と思うはずです。
それが正しいかどうかはともかく、そう思うでしょう。
でも、その時の私は違いました。
うまく言葉にできませんが、彼らが家に来た行為を、悪意ある行動としか受け取れなかったのです。
また、自分に何か攻撃をしようとしてわざわざ家にまで押しかけてきたんだろう。
自分の腹の底にどす黒い、冷たいマグマのようなドロドロしたものがうずをまくのが分かりました。
私は、自分の位置や、相手の状況や雰囲気などから、自分がまだ２人に見つかっていないであろうことを確認すると、自転車をUターンさせました。
怒りと恐怖。
その時の私を支配していたものを言葉にあらわすなら、この２つでしょう。
もう一度彼らの車を見ることを恐怖する自分は、朝になるまで２４時間営業の古本屋で立ち読みして時間を潰しました。
町が朝のラッシュに包まれる頃、私は家に帰ったのですが、さすがに彼らの車はありませんでした。
ふと、自分の車（田舎ですので、みんな持ってます）を見ると、ワイパーに手紙のようなものを見つけました。
直感的に２人が何か書き置きを残したのだろうと思いました。
私は中身を見ないように、即座に小さく畳んで大きい灰皿で燃やしました。
部屋に戻った私は、いつもよりも厳重に目張りをして、朝のまぶしい太陽光が差し込まないようにしてから、さっき借りてきたDVDを見始めました。
心の中にはまだ冷たいマグマをどろどろとさせながら・・・・。
もちろん、その時の私はまだわかりませんでした。
その日の夜が、自分の人生の中でも、とてもとても長い夜になることを。
そこで自分が、自分の殻をやぶり、人の中に勇気を持って飛び込もうと決意することを。
今日もご訪問頂き、ありがとうございました。
次回、このシリーズ（？）のまとめの予定です。
ぜひ次回もお越しくださいませm(_ _)m
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＜注意＞
・対人恐怖症（あがり症）は神経症の一種です。
また、当ページの内容はあくまでも１個人の経験的主観に基づくものであり、
医学的根拠に基づいた治療方法について記載しているものでは必ずしもありません。
・ページ内で案内しているメール講座は、自分も対人ストレスを軽減するために役立ちました。