日吉台地下壕 | 偉い人にはそれがわからんのです。

日吉台地下壕

偉い人にはそれがわからんのです。


11月の某日、日吉の慶応義塾大学に行ってきました。

旧日本海軍・連合艦隊指令部の地下壕跡を見るために。


偉い人にはそれがわからんのです。


今も使われている第1校舎

おなじみの慶応マークの右隣には

皇紀2594年とあります。


ちなみに零戦は皇紀2600年に

制式化されたから零式艦上戦闘機と名が付きました。

マニアには常識ですね。


偉い人にはそれがわからんのです。


地下壕入口、

当時はもちろん他にもあったのですが

今はここからしか入られません。

偉い人にはそれがわからんのです。


当時の設備類は配線含めて一切なく

そのコンクリート作りの地下壕だけが残っております。


偉い人にはそれがわからんのです。


厚さ40cmのコンクリート


偉い人にはそれがわからんのです。


以前は自由に入られたようでこんな落書きも・・・


偉い人にはそれがわからんのです。


この場所が連合艦隊指令部のあったところ。

レイテ戦で初めて使われた神風特別攻撃隊や

戦艦大和の水上特攻の命令が下った場所です。


なんとも身が引き締まる思いでした。


中で記念撮影の一つでもしてやろうと思っていましたが

そんなことはすっかり忘れるくらいに圧巻でした。


この巨大な地下壕は3、4ヶ月で作ったということ。

いかに必死だったか実感するとともに

本来、旗艦にあるはずの指令部が

地下に潜らなくてわならなかったという悲惨な状況だったと

いうことを改めて認識したのでした。



偉い人にはそれがわからんのです。


http://hiyoshidai-chikagou.net/

月に1回見学会が行われているので興味のある方はぜひ

※要予約 人気なので2ヶ月くらい待ちになります。