夏と僕等の短篇 2 | 光と風の中の防波堤で …







見あげた宙の向こうでは …





















おはよう


やさしい朝の光の中


すずしい風が吹いてるね





















今日も暑くなりそうだね


海 いきますか


















さてと


光と風の中の防波堤に腰かけて …





















沖合いを航行するおもちゃの小舟の


スローでアンニュイな仕草を眺めましょう


そうして、ときには





















どこまでも高く果てしない大空を舞う


自由な羽を持つものたちに思いを馳せましょう





















見あげたフェンスの向こう側に広がるカンバス


マグリット風の雲が風の絵筆で塗られてゆきます





















おなか空いたな …





















僕の意図を汲んでくれるcameraが、
混沌で紡がれた蜘蛛の糸を
切り撮ります


ふんわりとしていたマグリット風の雲も、
灼熱の陽ざしに緊張の糸が切れたかのようで …


見る間に真夏の雲が空を覆い尽くさんばかりに


cameraを構えた僕はファインダーを覗いたまま、
無意識という意識で指を動かし設定してゆきます

 




















… F13あたりでどうだろう





















さてと


いきますか





















夏の日の
Emerald色な片想い 1




















夏の日の
Andalusite色な片想い 1





















夏の日のAndesin色な片想い 1





















夏の日のMari Garnet色な片想い 1





















夏の日のTanzanite色な片想い 1





















夏の日のTourmaline色な片想い 1





















そろそろ


かえりますか










 












あっ


夕やけ撮ってかえろう




















とても暑かった1日の終わり


僕は凪ぎを湛えた川面を見つめます


西のほうから … 極楽の余り風でしょうね


川べりに立つ僕のそばを涼やかに流れてゆきました




見あげた宙の向こうでも … きっと










 










To Be Continued ♪ →