そうして
翠の風纏いしオートバイ乗りのねこ
光と風に滴りはじめた萌える山々を駆け抜けてゆく
オートバイから降り立ったねこ
つめたい風を胸いっぱいすいこんで深呼吸
ねこの前には、果てしなく曲がりくねった道
ねこの後ろでは、終わりなき風の歌が聴こえてた
やがて
翠の風纏いしオートバイ乗りのねこ
ひかりのかなた思い、かろやかに疾走り去ってゆく
3時のおやつをたべてるときの
しあわせなやさしいきもちで
ちょと
あおむけにねころんで せかい みてみたい …
せかい なんだかちがてみえる
あおいそら しろいくも かぜのこえ
こがめ ちょと ひとねむり
こがめ ねぼけて おぼれそうになる
こがめ おぼれそうで あわてる
こがめ あわてて さらにおぼれそう
こがめ はっ!と きづく
かめ おぼれない いきものだって
ふ~ どきどきした
せかい なんだかちがてみえた こがめ
うちへ かえろう
L.B.Dをさらと羽織るように …
オートバイを纏うように疾走りたい
「 東北東42.5mm、ひかりのかなた 」
~ f i n










