12月に入りとても寒い日が続いています
先日の日曜日のこと
「 うさぎの楽園 」として有名な大久野島へ
友人たちともふもふツーリングに出かけ
思う存分うさぎたちを愛でる予定でした
しかし
折からの自身を襲う悪寒に気づかぬふりをして
外気温0度の午前7時に出発してはみたものの
待ち合わせ場所に着く頃は身体のふるえ止まらず
どうにも体調不良を我慢しきれず
残念無念な観念で友人たちを見送った我ひとり
悲しき留守番の人となったのでありました
見送ったあと立ち寄ったとあるショップにて
体調を心配してくださった店長さんのご厚意により
( なぜか )テントとシュラフの設置してある
激陽あたり良好な2階の窓際で
横にならせてもらうことになりました
レザージャケットとブーツを脱ぎ …
店長さんの貸してくださった
真っ赤な肉厚のフードトレーナーを着て …
まるで温室のようにあたたかい
Colemanのテントの中へごそごそと …
あぁ … あったかぃ …
陽だまりのなか気持ちよさそうな
Café Au Lait色の相棒
ちょっと待っとってね …
( 最近気づいたら …
移植したエンジンをクローズアップした …
そんな写真ばかり撮ってるような … )
( 僕も兎人になりたかったな … )
*兎人( うさんちゅ )
うさぎを可愛がるひと うさぎを愛するひと
( 今度の休みどこに行こう … )
( 僕も人気者になりたかったな … )
( 光と風の中の防波堤で …
のんびり凪の島でも眺めたい … )
( そう言えば今夜は … 満月 …
きっと魔界はいつもより妖しく艶めくね …
見あげたプラチナの月ではきっと …
あの日みた漆黒の駿馬が嘶いているよ … )
… んっ
あぁ … よく寝たなぁ …
入り口のファスナーを開けると
眩しい朝のひかりが僕の目をやさしく撫で
つかの間まぶしさに僕は目をそっと閉じる
テントから出たそばの机のうえには …
ちいさな白いけむりが浮かぶ白湯の入ったマグと
ちいさなピンクの小瓶に入った栄養ドリンク
僕は赤いトレーナーをたたんで
陽ざしにあたためられた椅子にそっと置いた
全面ガラス張りの窓から下をみると …
Café Au Lait色の相棒は
なんだかとても楽しそうに
友だちと話をしていたよ
店長さん
どうもありがとうございました
こころとからだがすごくあったかくなりましたよ
来週は何かおいしいもの持って …
またきますね
さて 黒寅
帰ろっか
「 月影の馬、島凪の兎、陽だまりの猫 」
~ f i n








