撮影 / Ⓒ 千田 慎二
奥州市文化会館( Zホール )
撮影 / Ⓒ 千田 慎二
国立天文台水沢VLBI観測所 所長
4月のブラックホール発表の記者会見から多忙な日々でしたが
やっと日常を取り戻して、今日の水沢での講演会とパネルディスカッションの開催の運びとなりました
地元ということもありまして、記者会見時よりも深くブラックホール画像撮影工程等々を
2時間の講演会でした。内容は第一部、「ついに見えた!ブラックホール」
第二部、パネルディスカッション「研究スタッフ勢ぞろい!」と、とても内容の濃い講演会でした。
パネリスト:本間 希樹 所長、秦 和弘 助教、小山 知明 特任専門員、田崎 文得 特任研究員、崔 玉竹 大学院生(敬称略)
前日、私はアインシュタインの一般相対性理論を勉強し、記者会見時の動画を確認し、
情熱大陸の放送を再度確認して、質疑応答の準備をしておりました。
例えば、「スパースモデリング」の詳しい説明と今後のスパースモデリングの将来の展望。
ハッブル宇宙望遠鏡によるM87の可視光画像での「 ジェット 」はブラックホールからの放出か
或いは、周辺の高温ガス(リング状)から放出されているのかの疑問を解明するための質問を準備しておりました。
ですが、全てにおいて、ブラックホール画像発表、世界同時会見時より、より詳しい説明がなされ、
質問内容が、講演会及び、パネルディスカッション内で解明されました。
撮影 / Ⓒ 千田 慎二
国立天文台水沢VLBI観測所 所長
ブラックホール画像撮影に至る裏話も話され、とても有意義で、実りのある2時間を地元ならではの雰囲気の下参加出来た事に喜びを感じました。
その他の報告として、この6月中に150ピースのジグソーパズル(ブラックホール画像)が発売されます
(これは、当初の発表会見でジグソーパズルの最後の1枚のピースが埋まり、アインシュタインの相対性理論が確立された由縁からです)