撮影 / Ⓒ 千田 慎二
午前3時4分54秒の月 月齢17.8 (寝待月)
地球を隕石から守ってきた月の存在
満月が過ぎて、これから新月になる月は、撮影時刻には南の空で煌々と輝いておりました。
太陽が夏になるに従ってその位置は空高く、またそれとは逆に月は低い位置に見えます。
太陽が生まれて約45億年、地球も同時に形成されました。
月の誕生の過程は、2つの説があります。一つは地球から分離し月になった事
もう一つの説は、地球形成と同時期に、地球外の大小の岩石が回転しながら無数回衝突しながら
球体になり、地球の衛星になった事です。ですから、月を探査する事は非常に重要な役割があります。
写真で見る月は月の表側になりますが、それでも、大小の無数の隕石の衝突した痕跡が解ります。
ましてや、月の裏側は想像をはるかに超えた隕石の衝突の上にまた隕石が衝突を繰り返し
ボコボコな状態です。もし、月の存在がなかったら、直接それら隕石が地球に衝突しており
45億年間月は隕石から地球を守ってくれております。地球から分離した月か、地球の外側で
形成された月か、どちらかですが、月の存在のおかげで地球を守ってくれております。