子宮頸がんⅤ | 明日晴れるかな

明日晴れるかな

I hope it's sunny tomorrow.
写真と音楽と・・・
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ということで、秋のある日
レーザーにて子宮頸がんの円錐切除を行うことになりました

レーザー手術なので、手術自体は簡単で、
身体にメスを入れることはなく
出産時の体勢で、あの部分?から
(ん?何て書きゃいいの?膣・・・かな)
子宮の入り口を円錐状に切り取るということ
入院の必要もなく、当日に帰れるということを説明されました

ここで突然、主治医が
(この婦人科では部長です!もう結構おじいちゃんなんだけど)

部長『ところで、手術は私ではなく、別の医師になります
とても腕の良い手術のエキスパートですよ!』

ええ~~っ!ガーン
ず~っと診てきてくれた部長(主治医)が、
手術してくれるんじゃないんですか!?
誰?誰なの?不安やぁ~泣

部長『ははは!心配しなくても大丈夫、大丈夫!』

私『なんでっ、部長が手術してくれないんですか!?』

部長『私はもう年だし、手術からは離れていってるんです
私は若い医師達を育てる方なんですよ
彼のレーザーの腕はすごいんですよ
だから、彼に安心して任せれば大丈夫!!』

はぁ~~~そうなんですか?
そこまで言われちゃ~
じゃ、よろしくお願いします・・・悲しい

急なことで戸惑ってる私をよそに、手術の日が決定

手術当日まで、手術をしてくれるその医師の顔は見ませんでした
・・・というか、歩いていくのを見かけたくらいかな?

名前は聞いていたし、確認したら第4診の医師!
私はずっと第1診の部長だったけど、
診察の待合でたくさんの人が待つ間、
第4診の進み具合はいつも遅いなぁ~、
全然、名前呼ばれてへんやん、話、長すぎなんちゃうん?
って、思ってたから覚えていました

なぜ1人1人の診察時間が長いのか?
この事は私が、後で身をもってわかる事となります


手術当日、『はじめまして、よろしくお願い致します』で始まり、
簡単な問診と説明があり、手術・・・
向こうは私のカルテを持って、部長から話を聞いてる様子

・・・えっ?ちょっと待って!!何?この医師!?
超、超、超~~~口悪い!!大阪弁丸出しで!
(あ、大阪弁はいいねんで!T.P.Oがあるやん?初対面やし)
結構、ズバズバとひどい言葉の連発!!
不安な私にさらに追い討ちをかけるかのような言葉

いや、笑かそうとしているのか?
はたまた、どん底に突き落とそうとしているのか
わからへんっ、笑えないっがっかり

優しさのかけらもない!ってか、確実に
ヤラシさ!はあったっ!orz

・・・セクハラ???
そう!!セクハラという言葉がふさわしい医師でした

まだその頃の私は若かったので、
(えっ?31歳位だったかな?今から考えると若いのっっ!)
辛かったです

手術台へあがり(というか普通の分娩診察台)
看護婦さんが
『今から麻酔を入れていきますからね~』と話かけてきました

私がよっぽど怖い顔をしていたのか、怒りの顔をしていたのか、
看護婦さんが
『口は悪いけど、腕はベテランだから!
大丈夫!心配しないで!
わからない間に終わってるからねっ』と声をかけてくれました

そういえば、問診の時も、やらしい質問をする医師の横で
『先生!ダメですよ~!もう~口が悪くてね、腕は良いのにね』
と笑って、私を和まそうとしてくれていました

麻酔が効き始め、すごい動悸とめまいが襲ってきました
息が苦しくなり、心臓が口から出そうな感覚になり、
自然に涙がこぼれ落ちていました

その時、そっと看護婦さんが手を握ってくれました
遠くの方で、大丈夫、大丈夫っていう声が聞こえました
その安心感でやっと落ち着くことができました
それからは、ズーンと身体が重く下へ深く深く
落ちていく感覚で記憶は途絶えました

そして、子宮頸がんのレーザーによる円錐切除手術は終わりました