夜と霧 | 薔薇色の人生

薔薇色の人生

あれこれ 色々

ナチスの収容所から生き延びた 学者の本

医学者であり哲学者である 方の手記

この本は 五木寛之氏が 生きていく苦しみや悲しみに 陥った時に 読み返していると 何かで拝見して 以来 何度も 何度も 読み返してる

沢山の著名な方々やアスリートや 様々な方々が
この本はバイブルだと感想を書かれている

何度も何度も読み返してるのに 私には まだ深い感動とか 生きていく指針とか わからないんだ。

この本をきっかけに 様々なナチスの話を知った
YouTubeでも 沢山の彼等の 悪魔の所業を見た

ヒットラーの まるでロックコンサートのような 熱気に溢れた、演出に溢れた 演説もYouTubeで見た

今まで豊かに暮らしてユダヤ人達が 全てを 奪われて 命も 尊厳も奪われて 収容所におくられた

そして 絶望の収容所から解放されても 絶望から解放された 訳ではなく。

そこからがまた 戦いだった話も書かれていた。

絶望の収容所の中にあっても 美しい夕陽を見て
死と隣り合わせにいても 感動する 人間の素晴らしさ。
目の前で次々と死んで行く 人間から 少しでも 自分より まともな 靴があれば 剥ぎ取る
そんな話も書かれていた。残酷なナチスの中にも優しい人間はいた

同じユダヤの収容所の人間なのに 特権を与えられて ナチスよりもユダヤ人を痛めつけた残酷な人間もいた
そんな話が沢山 書かれている

私には まだまだ 理解出来ないのだろう

私には 何か人間的に徹底的に欠けてる部分があるのだろう。
それを 何度も読み返し
多くの方々の感想を読みながら 思うのだ