壊れたパソコンを捨てたいのに、廃棄方法が不明でそのまま家に置いて無いでしょうか?
簡単に捨てる方法があるのです!
そんな悩みを解決します。
本記事の内容
●パソコンを、安全に廃棄する5つの方法
●リサイクル認定事業者が安心な3つの理由
●廃棄するときの注意点+体験談
廃棄する前に!壊れたパソコンでも、買取してもらえるかもしれません。一度確認することをオススメします。
詳しくはこちらの記事に書きました。
【まとめ】パソコンを廃棄する5つの方法
パソコンを廃棄方法は、大きく分けて5つあります。
①「リサイクル認定事業者」に引き取ってもらう。
②「製造業者」に引き取ってもらう。
③「市区町村」に廃棄物としてだす。
④「家電量販店」に持ち込む。
⑤メルカリに出品・ショップへ買取り依頼
以上の5つです。①~⑤をそれぞれ、説明してきます。
①リサイクル認定事業者に依頼する
ボク自身が長年に渡り、何度もお願いしている方法です。
オススメの理由として、メリットをまとめてみました。いまのところ、デメリットが思い浮かびません(笑)
メリット
1,どんなパソコンでも無料で引き取る(故障、PCリサイクルシール無しでもOK)。
2,着払いで送れる(送料も無料)。
3,自宅まで、引き取りに来てくれる。
4,パソコン以外にも不要な物を、無料で引き取ってくれる。
5,データ消去ソフトが、無料で利用できる。
6,会社で使用していたパソコンも、無料で回収・処理してくれる。
7,リサイクができて、環境にも優しい。
廃棄パソコンを入れた箱に、壊れたプリンターなどを入れて、一緒に引き取ってもらうので簡単なのです。
②製造業者と③市区町村は同じ。
製造業者に出すのと、市区町村に依頼するのは、同じ内容になります。
なぜなら「一般社団法人 パソコン3R推進協会」が代行して、回収から処理まで行うからです。
※市町村によって違いはあります。
メリット
1,PCリサイクルシールが貼ってあれば、無償で回収してくれる。
2,部品が再利用されるため、環境に優しい。
デメリット
1,PCリサイクルシールが無いと有料になる。(税込み3,300円)
2,自分で郵便局に持ち込む必要がある。
3,会社で使っていた廃棄パソコンは全て有料になる。(税込み3,300円)
4,データは自分で消去する必要がある。
④家電量販店に持ち込む
店舗により、内容に違いがあります。
店舗名 | 処分費用 | データ消去 | 送料 |
ヤマダ電機 | 無料 | 無料 | 着払い |
ビックカメラ | 1,958円 | 3,300円 | 着払い |
エディオン | 無料 | ―― | 持込 |
ヨドバシカメラ | 1,950円 | 3,300円 | 着払い |
ケーズデンキ | 無料 | ―― | 持込 |
ノジマ | 無料 | ―― | 持込 |
ビックカメラとヨドバシカメラは、リサイクル業者のリネットジャパンが代行するようです。
店舗を経由しなければ、処分費用もデータ消去も無料になります。
「リネットジャパン」を調べた記事はこちらです。
⑤メルカリに出品・ショップへ買取り依頼
廃棄物としてではなく、中古パソコンとして売ってしまうというやり方です。
OSがWindows7以降で動いているなら、売れる可能性は高いです。
売れると処理費用は0円になり、そのまま利益になります。
ただし、気になるのが「データ」です。
いくら自分で削除しても、専用ソフトで見られてしまう可能性があります。
もし個人情報、クレジットカード番号、銀行口座番号、SNSのIDとパスワードなどが、他人の手に渡ったときを考えると、恐怖しかありません。
いくら買取りしてもらえたとしても、情報漏洩のリスクがあるなら割に合いません。
だからボクは、この方法をオススメしません。
ちなみに、ほとんど使用していない(個人情報を入れてない)パソコンなら、メルカリに出品するか、ショップに売ったほうが良いと思います。
パソコンが壊れていたとしても、買取をしてくれる業者もあります。
壊れたパソコンの買取業者を調べました。
と、心配になったあなた。無料で安全に、処理できる理由を説明します。
リサイクル認定事業者が安心な3つの理由
ボクがオススメするのは、「リネットジャパン」というリサイクル認定事業者です。
「無料=怪しい」と感じる人もいるので、その理由を説明します。読んでもらうと、納得ができます。
国から認定されている企業。
環境省・経済産業省から認定を受けた「小型家電リサイクル法」の認定事業者なのです。
小型家電リサイクル法
デジタルカメラやゲーム機等の使用済小型電子機器等の再資源化を促進するため、主務大臣による基本方針の策定及び再資源化事業計画の認定、当該認定を受けた再資源化事業計画に従って行う事業についての廃棄物処理業の許可等に関する特例等について定めた法律です。
環境省ホームページより引用
つまり、家庭に眠る小型家電から、「金・銀・銅・鉄・アルミ」ほかレアメタルなどの資源を取り出して、リサイクルをしようという法律です。
この法律の通り、引き取ったパソコンから、資源を取り出し売却しています。
そのお陰で無料で引き取ってもらうことができ、なおかつ着払いも可能なのです。
多くの市区町村と連携している。
東京都内でも新宿区、港区、文京区、中野区などなど、ほとんどの区と連携してます。
政令市も、横浜市、さいたま市、千葉市、川崎市など、数多くの市区町村と連携してます。
ホームページに記載されていた「未連携自治体」も、堺市、広島市、北九州市だけでした。
データ消去ソフトが無料でダウンロードできる。
パソコンを廃棄するときは、データを消去しなければなりません。
法律でも保存されているデータは、「使用者の責任」で消去しておくことが望ましいとされてます。
リネットジャパンでは申込みを行うと、専用ソフトが無料でダウンロードできます。
そのソフトを使えば、データが消去できて漏洩も防げます。
依頼してやってもらう場合は、消去証明書付きで有料(3,300円)になります。
無許可業者に気をつけよう!
国の認定を受けていない業者に、依頼しないように注意が必要です。
・街中を放送しながら走っているトラック。
・チラシやウェブサイトを見ても、認定が確認できない業者。
・空き地で回収しているなどなど。
これらは、認定されてない業者の可能性が高いので、注意しましょう。
【体験談】知らずに無許可業者に依頼してしまった。
以下ボクが20年以上前に体験した、悔しい話です(笑)
ある日「不用品引き取ります~♪」と街中に放送しながら、トラックが巡回していました。
壊れたインクジェットプリンターがあるので、引き取ってもらうことを思いつきます。
早速、トラックに手を振り、運転手のおじさんに声を掛けて止まってもらいました。
プリンターを渡すと、「ちょっと荷物の整理させて欲しい」と言われ、他の家から出た「壊れた棚」を、一旦、玄関前に置いてプリンターを積み込んでいました。
積み込み終わると「後で仲間のトラックが来るから」と言い残し、去っていったのです。
しかし、数時間経過しても、トラックは来なかった。。。
ゴミだけが残る(笑)
後日、他人のゴミを、ボクが手数料を払って処分した。。。という、すごく悔しい思いをしたのです(笑)
以上、廃棄パソコンを無料で、簡単、安全に処理ができることをお伝えしました。
認定業者に依頼をすれば、リサイクルにも繋がり、環境にも優しくなれるのでオススメです。