つれづれと

専業主婦を養う旦那様に読んで頂きたい記事です。

特に、奥様の育児、家事っぷりにご不満をお持ちの旦那様に。



その昔

「誰のおかげで飯を食えてると思ってるんだ!」

という言葉がありました。

専業主婦が当たり前だった頃の

前時代的な考え方と思いますが

なんと未だに似たような台詞を口にする男性もいるようですポーン


今ではこういった言動は

「モラハラ」と言われるようになりました。


家庭の状況は様々ですので
とやかく言う筋合いもないのですが

特に悪いことをしてるわけでもなく

サボっているわけでもない奥様を
罵る行為は、

愚かだと思います。
(本当に家事を放棄してる奥様も、浮気三昧の奥様もいるかもしれませんが…それでも原因が旦那さん側にあるかもしれません)


きれいごとを言うつもりも
女性養護するつもりもありません。


私は、家庭というのは

役割分担、分業

だと思っています。


仕事をされる方なら誰しもご理解頂けるでしょう。

ひとつの仕事を、全て一人ではできないのです。

会社員ならチーム、組織を組んで目的を達成したり

書類1枚とっても、
お客様に書いてきてもらう役割の人もいれば

それをチェックする役割の人もいます。

自営業の方であれば

業者に何かと頼みごとをするでしょう。


これと同じことだと思うのです。


つまり、

家事、育児という役割を妻がやっていて

お金を稼ぐという役割を旦那がやる。


そんな当たり前のことはわかっとる?


そうです。
当たり前なのです。


ただの役割分担に過ぎないのだから

どっちが偉いということはないのです

冒頭の
「誰のおかげで~」という台詞は
このことを履き違えています。


もしも、今この台詞が頭を巡る方がいたら

要注意。


女性でも稼げる時代です。

別に
あんたが偉くて稼げてるんじゃないわよ

そんなに言うなら私が稼ぐわよ

となってしまいます。

もっとも、旦那がこういうことを言う関係性なら、そんなことを言えない奥様なのでしょうね。

しかし本気を出せばそれくらいできてしまう、ということを男性は認識すべきです。


奥様は毎日

そう、文字通り毎日

1年365日24時間

コンビニエンスストア顔負けでお仕事されてるのです。


これはもう

ありがとう

じゃないですか?

ちょっとくらい手抜きがあったっていいでしょう。

旦那さんは

仕事によっては自分のタイミングで休憩したりできるわけで。

子供がいるとそうはいきませんよ。
自分だけの時間を持てないのです。

忙しくて休む時間はない?

でもその忙しさ

期限つきでしょ?

今日が終われば
今月が終われば
今年を乗りきれば

終わるでしょ?

しかも24時間じゃないでしょ?

さらに言えば

働けば働くほど

何らかの見返りや達成感があるでしょ?

見返りとは、お金だったり、人事の評価だったり、感謝の言葉だったり。


専業主婦にそれがなければ

つまり

働いても働いても
お金も増えない
誰にも感謝されない
毎日同じことの繰り返し

では、
それはそれは辛い労働です。

終わりがありません。


私は妻にお給料を出すわけでも
昇格させる制度を作っているわけでもありません。

だからせめて、ありがとう、の言葉くらいは気をつけてかけるようにしています。

何かのイベントの時は手紙を書いて普段の感謝を伝えたりしています。


妻のママ友の旦那さんにこうしたモラハラ夫が多いようで

あるカップルは離婚までいってしまいました。

お金を稼ぐからといってでかい態度を取っている旦那さん。

捨てられるのは、時間の問題なのかもしれません。

つづく